ノルウェー/オスロ

ムンク『叫び』の舞台!緑溢れるエーケベルグ地区(2ページ目)

オスロの丘の上にあるエーケベルグ地区は、緑に囲まれた自然溢れる芸術エリア。画家ムンクが『叫び』のインスピレーションを受けたとされるスポットや、『叫び』の額縁と記念撮影できる新スポット、不思議なアートがたくさん隠れた公園など、散歩しながら色々と楽しめる場所となっています。オスロ市内を一望できる風景が綺麗なスポットでもあるので、カメラは忘れずに!

鐙 麻樹

鐙 麻樹

ノルウェー ガイド

北欧ノルウェー在住のジャーナリスト、フォトグラファー。オスロの街歩きを中心とした取材、撮影、執筆を行う。観光、カルチャー、ライフスタイル情報をガイドブック、雑誌、ウェブ媒体に数多く寄稿。メディア・企業向けのコーディネート、6ヶ国語の海外ニュース翻訳・リサーチ、通訳業務など幅広く活動。

...続きを読む

ムンク好きにおすすめ! 叫んですっきりしよう、叫びの額縁を探せ!

ムンクの叫び

ムンクの叫びと同じポーズをしてみる Photo:Askai Abumi

31種類のアートの中で、ぜひ見逃さずにおきたいのがMarina Abramovic作の『ザ・スクリーム』。この額縁は、オスロ市議会のリクエストにより、ムンクが『叫び』のインスピレーションを得たといわれる、エーケベルグの丘のロケーションを最も堪能できるポイントに設置されています。

このアートとのおすすめの楽しみ方は、「黒い額縁の前に立って、目を閉じ、息を吸い込んで、大きく叫ぶ」。絵画のように自然の叫びに耳をふさぐポーズをとったり、旅の仲間と一緒にプリクラのように記念撮影をしたり、この作品とあなたがどう遊ぶかは自由。丘の上からは市内も絶景できるので、要チェックポイントです!

エーケベルグ公園の博物館

1421187602

 

エーケベルグ公園博物館

エーケベルグ公園博物館(左側)。多くの人がここからスタートして公園をまわる Photo:Asaki Abumi

エーケベルグ博物館がもしオープンしていたら、館内で公園の地図を入手しておくとよいでしょう。スマートフォンで使用できる専用アプリもありますが、公園内でネット接続が悪いこともあるので、印刷された紙の地図がベスト。もしくは、カメラや携帯電話で、公園内にある看板の地図をそのまま撮影して、地図を見ながら歩くという手段もあり。博物館内には、他の関連アートが展示されているほか、お土産が買えるミュージアムショップもあります。

<DATA>
エーケベルグ公園までのアクセス

時間がない旅人は坂の近道を Photo:Askai Abumi

Ekebergparken(エーケベルグ公園)
住所:Kongsveien 23
電話:+47 21 42 19 19
運営時間:博物館、ショップ、日曜限定の「スカイ・スペース」以外の公園敷地内は24時間無料開放。冬は雪が多いため、丘の上は多少歩きにくくなります
アクセス:公園入り口、博物館まではトラム18・19番でEkebergparken駅よりすぐ。
公園を歩き回る時間がなく、迷わずに叫びの額縁だけを目標としたい場合は、トラム「Oslo Hospital」駅で下車、小さな坂を上るとすぐに到着。ただし、坂が続くので、歩きやすい靴を用意。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます