12時間断食ダイエットは本当に効果がある?
12時間断食ダイエットは効果がある?
1日3回の通常通りの食事の後から、次の日の食事まで12時間を空けることで、太りやすい夜遅くの食事を摂らなくなるということはもちろん、夕食と朝食の間に適切な時間を空けることで脂肪燃焼が活発になることが、減量につながっています。ただし、あまり長く空けすぎてしまうと食欲のリバウンドが起きて過食を引き起こしたり、またカラダのエネルギー不足により筋肉が分解され代謝が悪くなるという悪循環にも陥ってしまうので、断食の時間は12時間は超えないようにしましょう。
12時間断食ダイエットルール1. 1日3回に分けて食べる
断食時間に関して注意する事以外に、12時間ダイエットを行うにあたり守るべきルールが3つあります。■ 1日3回に分けて食べる
食事は1日3回、朝食、昼食、夕食に分けて食べましょう。空腹時間が1日の中で何度もあると、食欲のリバウンドが起きて1回の食事量が多くなってしまい、血糖値が急激に上がり食べた物が脂肪に変化しやすくなります。また、空腹によって早食いになってしまうことで、満腹感が得られず間食が多くなってしまいます。1回の食事量を適切にして間食を摂りすぎないようにするために、食事はきちんと1日3回摂るようにしましょう。食事の間隔は朝食から昼食まで4~5時間、昼食から夕食まで5~6時間がオススメです。お菓子などの間食が欲しいときは、食後ではなく朝食と昼食の間、昼食と夕食の間であれば脂肪がつきにくいのでオススメです。お菓子類は1日200kcal以内を目安にしましょう。
12時間断食ダイエットルール2. 間食は200kcal以内に抑える
1日3回食べる事が12時間ファスティングの基本!
12時間ダイエットは、お菓子を食べても大丈夫です。ただし、目標は1日200kcal以内としましょう。それ以上食べた時はその日のうちにリセットをかけて脂肪に変えないために、夜の主食をその分減らすと良いでしょう。間食が100kcalオーバーした時は、夕食で100kcal分を減らすという具合です。お茶碗に軽くよそうと約250kcal程なので、「半分~半分とちょっと」を目安にして減らしましょう。それ以上の間食を摂ってしまった時は、夕食の主食を完全に抜いてしまう、というようにして、間食の分は夕食で調整をかけましょう。
ちなみに、200kcalのお菓子といえども、選び方次第では十分満足できるのでご安心くださいね。女性やビジネスマンの間でも定番になっているSOYJOYは1本で135kcal前後。最近新しい味(プレーン)が出て話題になったカロリーメイトは1本で100kcal。タニタ食堂からは、低カロリーなのにボリュームがあり満足度が高い100kcalのプリン。ナッツ類やドライフルーツの小袋タイプなら1袋で200kcal前後と、200kcal以内で食べられるお菓子は、探してみると実はたくさんあります。
12時間断食ダイエットルール3.空腹を感じやすい時間帯に歩く
12時間断食ダイエットの効果を上げるには、歩くのも大事
適度に間食を摂っても、それでもお腹が満たされずに過食してしまいそうな時は歩くのがオススメです。歩くという事は、カロリー消費というメリットだけではなく、実は食欲とも大きく連動しているのです。歩くことで血糖値が一時的に上がるため食欲が低下します。また、歩くことで自律神経のバランスが整うのでリフレッシュでき、それが食欲の低下に貢献するのです。ストレスで過食してしまう人には特にオススメです。歩く機会を増やしたことで、食欲異常から解放され、間食が自然と減ったという声はとても多く聞かれます。カロリー消費のためだけではなく、食欲を抑えるために歩く、という考えの方が、精神的にも楽にダイエットを続けられるのではないかなと思います。効果が薄そうに思われやすいのですが、その効果は抜群。だまされたと思ってぜひ一度お試しください。
上記ルールを守って行うことで、効果が早い人で1週間で-1kg、長く続けられる人では1カ月で-3kgの減量に成功している例もたくさんあります。通常のファスティングのように、食事量を減らしたり食事代わりにドリンクを飲む、と言った摂取する食事量に制限がかかる方法ではないため続けられやすい、という点も人気の理由です。仕事の都合などで毎日続けられない場合は週末だけの実践もオススメです。暴飲暴食した後のみリセットする方法でも使えます。ライフスタイルに合わせて上手に生活の中に取り入れてみてくださいね。
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