世界初!屋根の上を歩けるオペラハウス

 


オスロで必ず訪れておきたい観光スポットといえば、「ノルウェー国立オペラ&バレエ団」、通称「オペラハウス」と呼ばれています。北欧建築、北欧デザイン、バレエや演劇鑑賞好きなら要チェックの素晴らしい建物です。

オスロのオペラハウス

氷山の形をした斬新なデザイン。雪が積もる冬の時期には大きな雪山のようにも見える Photo:Asaki Abumi


オスロ中央駅から徒歩5分ほどで簡単にアクセスできるので、オペラやバレエ鑑賞をする時間がなくても、立ち寄りたいところ。観光スポットとして人気の秘密が、訪問者は誰でも自由に・無料で「屋根の上を歩ける!」から。氷山の造形をしたオペラハウスは、地上から屋上へと続く、ゆったりとしたスロープの上を歩くことができます。
天上を歩けるオペラハウス

屋根の上を自由に歩けるデザイン設計。観光客だけではなく、地元民の憩いの場所として大人気 Photo:Asaki Abumi

屋上からはオスロフィヨルドや市内を一望可能。絶好の写真撮影スポットでもあり、日中と夜間でその表情をガラリと変えます。屋根の至る所で、訪問者たちは自由に座り、読書をしたり、恋人たちや家族連れがのんびりしていたり、観光客が写真撮影をしています。文化施設として、地上から屋根のスペースが誰でも利用可能な歩行者路として、市民の憩いの場として、オスロ市の新しいランドマークとして、総合的評価で市民に愛されているデザイン成功事例といえるのです。

建築を手がけたのは、ノルウェー現代建築の巨匠スノーヘッタ

オペラハウスの中はこんな感じ

外観からの自然光が取り込まれるように設計、ガラス越しからも内部は見れる Photo:Asaki Abumi

新オペラハウスが完成したのは2008年。建築を手がけたのは、エジプトの「アレクサンドリア図書館」や、ニューヨーク世界貿易センタービル跡地「グラウンドゼロ」などの業績で知られるノルウェーの建築設計事務所スノーヘッタです。北欧建築を語る上で、今や国際的に有名なデザイン集団となっています。

外壁のガラスの一部にはソーラーパネル、1万9000平方メートルになる大理石部分の表面には3万3000個以上もの石が使用されています。演目を鑑賞する・しないに関わらず、オペラハウスの内部も自由に出入りができます。内部のデザインも見ごたえがあり、木やガラスなどの自然素材を使用したメインホールのホワイエはぜひチェックしておきましょう。