前回までは3月下旬の開催でしたが今年は春本番を迎えた4月10日(金)~12日(日)の開催となり、「はじまる!つながる!花と緑のおつきあい」をショウテーマに掲げ、幅広い層の方々に花と緑に親しんでいただけるよう普及・広報する場として様々な趣向をこらしていました。
それではさっそく、今年のショウの様子とガイドが注目したアイテム、気になるグッズなどを合わせてご紹介しましょう。今回はガーデニングコンテストの様子もありますので、最後までお見逃しなく!
シンボルフラワー
今回のショウのシンボルフラワーは「ユリ」。ユリはその凛とした美しさからか、欧米においても日本においても純粋で無垢なものの象徴、そして神聖な花として捉えられている植物です。記事のトップ画像もシンボルフラワーディスプレイですが、その大きさがお分かりいただけるでしょうか?
何本も林立した太く長い竹の上に据えられたユリのダイナミックなディスプレイのセッティングは、華道(生け花)の方々によるもの。華道というと和室で静かに花を活けているイメージがありますが、現場はイメージとは異なり力仕事のようですね。
シンボリックに置かれたもう一つのディスプレイは、たくさんの竹を組み合わせてガーベラとテマリソウを配したものです。
今年注目の新品種は?
フラワーセレクション会場
展示植物の中からガイドが気になったものを、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。
まずはガーデナーにはおなじみの「ハルディン」の栄養系コリウスから、「葉っぱのコリン シャキシャキライム」です。
なんだか美味しそうな名前がついていますが、明るい色の小さい葉っぱは様々な植物にマッチしそうです。ハンギングや寄せ植えに使ってみたいコリウスですね。
画像は照明の加減で花色がうまく再現できないのが残念です。
最後は切花からニ種をご紹介です。
「有限会社三宅花卉園」のアルストロメリア「歌舞伎」は、なんといってもその個性的な花色が特徴。組み合わせる草花によって、様々な表情を見せてくれそうです。
お次は、その多彩な花にいつも驚愕させられるトルコギキョウ、「株式会社ムラカミシード」の「ファンシーラベンダー」です。
復興支援も継続
チャリティイベントコーナーでは「東北に花と笑顔を届けよう!」と題し、「たねダンゴ」の制作体験イベントを行っていました。年を追うごとに各種支援が縮小していく傾向がありますが、グリーンアドバイザーによる「花と緑の復興支援」は東北地方の被災住民の方々に寄り添い、活動を継続しています。大人気の「たねダンゴ」作り
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