分譲マンションレポート/岡本郁雄の分譲マンションレポート

【取材レポート】 Brillia Towers 目黒

かつて都営バス営業所もあった広大な目黒駅前の2.3ヘクタールもの土地。第一種市街地再開発事業によって2棟のタワーマンションと1棟のオフィスの住・商・業の複合的なランドマークに生まれ変わります。その住宅棟(一部を除く)「Brillia Towers 目黒」は、森を創出するプランニングと立地の希少性で、総資料件数は18,000件超と高い関心を集めています。メディア向けに公開されたモデルルームと現地を訪ねその魅力を探ります。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

目黒駅前大規模複合再開発プロジェクト「Brillia Towers 目黒」
約2.3ヘクタールの広大な地区が住・商・業の一体で整備 

目黒駅前

目黒駅前

目黒駅前の複合大規模再開発プロジェクト「Brillia Towers 目黒」(東京建物 一般財団法人首都圏不燃建築公社 施工は、大成・竹中建設共同企業体)のモデルルームの公開がスタートします。4月2日時点の資料請求件数は、約18,000件。想定の3倍にも上る件数で、高い注目を集めています。かつての都営バス営業所と隣接地を含めた第一種市街地再開発事業。「森の広場」を整備するとともに、オフィスと住宅の3棟の超高層タワーを建設。住・商・業が複合的に整備されます。
開発地

建設地内より開発地を望む

建設地内の事務所から開発地を望むとその広さに圧倒されます。山手線内側の駅前立地にこれだけの開放的な場所があることは、ある種の驚きでもあります。江戸時代には、大名の上屋敷があったという由緒ある場所。事前の埋蔵文化財調査でも大名家の家紋の施された瓦などが発見されたようです。
開発地

建設地内より開発地を望む

この界隈は、城南五山の一つ「花房山」と呼ばれ閑静な邸宅地として人気のある一角です。標高は、約27m~29m。南傾斜の丘の上で、目黒川を見下ろす眺望の良いロケーションです。目黒駅周辺には、国立科学博物館附属自然教育園があるなど開けた土地柄。完成すれば、ランドマークとしても存在感を放つでしょう。


免震構造採用の地上38階、地上40階のツインタワー 全940邸
開発地に約900本の多種多様な樹木を配置 オフィス棟には文化の広場を設置

「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

「Brillia Towers 目黒」は、免震構造採用の地上40階地下2階のノースレジデンスと地上38階地下2階のサウスレジデンスの2棟構成。全940邸のうち661邸が分譲されます。周囲に高層建物が少ないため高いランドマーク性を有するマンションになります。
「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

目黒駅に近い位置に建つオフィス棟には、「文化の広場」を設置。さらに2棟のタワーの敷地には、多種多様な樹木を配した「森の広場」を創出します。敷地内の緑化面積は約5,344平米。地域に潤いをあたえます。
「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

「Brillia Towers 目黒」の完成予想模型

この森には、芝生スペースやベンチが丘段状にならぶウッドテラスを配し、自然とふれあえる憩いの空間になります。こうした植栽は、サウスレジデンスのラウンジやパーティールーム、フィットネスルームなどからも借景として楽しめます。

次ページではさらに「Brillia Towers 目黒」について紹介します。
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