今回紹介する「華り宮 嵯峨二尊院(はなりきゅう さがにそんいん)」は総戸数12戸の木造連棟戸建て。なのになぜ「分譲マンションレポート」で紹介しているのかというと、それは区分所有法別名「マンション法」に基づく分譲住宅すなわちマンションだから。敷地は1,000坪以上あり、普通の分譲戸建てにする事も可能ですが、分譲地全体の街区としての統一感を守るため、一団地申請や区分所有法等を利用した開発手法が利用されています。

区分所有の2戸1木造住宅

という事なのですが、不動産や建築に詳しい人でなければごく普通の「連棟戸建て」にしかみえません。敷地の外から見てもわかりませんし、中に入って建物を見てもわからないでしょう。きっと日々の生活に置いても区分所有法に基づく分譲団地である事を意識する事はありません。障子、広縁、引戸、吹抜といった要素を不断に取り入れた「平成の京町家」仕様の住戸は、嵐山の奥座敷にある「ちょっと恰好いい戸建ての集まり」とみえることでしょう。
華り宮嵯峨二尊院

「華り宮 嵯峨二尊院」があるのは京都市右京区の嵯峨野エリア。

本物件はJR嵯峨野線(山陰本線)「嵯峨嵐山」駅、京福電鉄嵐山本線「嵐山」駅ともに徒歩18分。観光地である嵐山のさらに北側、嵯峨野といわれるエリアにあります。上の写真はそのエリアの何気ない風景の一つ。
奥に新築戸建てがあるのが見えますか?
華り宮嵯峨二尊院

分譲エリアへの入口はオートロックと集合ポストが配置させている。

こらが分譲地への入口。住宅というよりも、保養所等の施設の入口のように見えます。
華り宮嵯峨二尊院

「華り宮 嵯峨二尊院」のゲートの中の風景。

オートロックのあるゲートの中に入ると、純和風の住宅が広い敷地に点々と並びます。
華り宮嵯峨二尊院

華り宮嵯峨二尊院。

取材の日は関係者向けの内覧会。敷地が1,000坪以上もあるため、人はまばらに見えますが、当日はたくさんの不動産関係者が見学していました。開発手法のマニアックさに対する業界の注目の高さがうかがえます。
華り宮嵯峨二尊院

これで2戸1。住居専有面積は103平米×2戸!

華り宮嵯峨二尊院

建物の前のスペースは駐車場。各戸2台ずつ用意されている。

華り宮嵯峨二尊院

2つ並んだ住戸の玄関。向こう側には裏庭に抜ける扉が見える。

何ともゆったりとして佇まいの和風建築で。区分所有の建物ですが、全く普通の戸建てです。次のページでは住戸内と見てみましょう。