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池田扶美代『ドラミング』インタビュー!(6ページ目)

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル率いるローザスが、5年ぶりとなる待望の来日公演を実現! 1998年に初演を迎え、以来世界各地で上演を重ねてきたローザスの代表作のひとつ『ドラミング』を披露します。ここでは、ローザス創立メンバーのひとりであり、“ドラミング ワークショップ”を開催する池田扶美代さんにメールインタビューを敢行! 作品への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

小野寺 悦子

バレエ ガイド

ダンス専門誌、劇場・カンパニー広報誌、公演プログラム、ウェブなどで執筆するほか、舞台・映画などエンターテインメント全般のインタビュー&執筆など幅広いジャンルで活動している。

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公演に先駆け、ドラミング ワークショップを開催されますね。
どのような内容になりそうですか? そこで伝えたいものとは?

池田>ローザスの活動や作品内容を少しでも多くのひとたち、それもダンサーだけではなく、一般のひとたちにもお伝えしたいと思っています。

作品の中で使われているフィボナッチ数列で作られた正方形のスペースを説明したり、そこから生まれる螺旋を歩いてみたり。フィボナッチ数の一番小さい正方形の動きは、ダンス未経験の方たちにも挑戦していただきます。ダンサーのみなさんには、私たちが使っている『ドラミング』のベーシックマテリアルをいくつか学んでもらい、コンポジションも試してみます。


公演へ向け、メッセージをお聞かせください。

池田>まずは舞台に立てないことが、ダンサーとしてとても残念です。でもこれを諦めたことで他に出来るようになった企画もある訳だから、全てを手に入れることは出来ません。

今回は新しいメンバーで新鮮だと思います。私も東京公演で初めて彼らの舞台を観るし、初めて『ドラミング』を客席から観ます。ワクワクしているのはみなさんと同じです。

舞台に立ち、踊り、熟さないと学べない作品です。東京公演まで4都市6公演あります。どういうチームワークが出来上がっているか楽しみです。


ph

Drumming 1998 (C) Herman Sorgeloos




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