企業のIT活用

社内のシステムを外から利用するメリットとリスク

ワークスタイルの多様化や業務効率化への対応として、社外から社内のシステムを使いたいというニーズは高まりつつあります。そこで今回は、社内システムを外から利用できるようにするための3つの方法と、社外から利用できる仕組みを導入する際のリスクおよび対策についてお伝えします。万全のセキュリティ対策で社内システムを守りながら、効率的に働けるIT環境をめざしましょう。

長谷川 渉

執筆者:長谷川 渉

企業のIT活用ガイド

社内のシステムを社外から利用するには?

インターネット環境さえあれば、いつでもどこからでも利用(接続)できるクラウド型のシステムが増えています。また、企業における働き方も多様化してきている現在、在宅勤務や、移動中・出先から社内のシステムを使いたいというニーズも増し、対応の必要性を感じている企業もあるのではないでしょうか。

社内システムを社外から利用できるようにするには、以下のような方法があります。

  1. システム自体を改修する
  2. システムはそのままで社外から利用できる仕組みを導入する
  3. クラウドへ移行する(使用中の社内システムから、同じような機能を備えたクラウドサービスを利用する形に切り替える)

外からも利用できる社内システムは、営業職にとっても強い味方に

外からも利用できる社内システムは、営業職にとっても強い味方に

いずれも、社内のシステムを外から使えるようになることで得られる一番のメリットは、「業務効率化」。システムに入力するために帰社したり、データの抽出を社内の人に依頼し、クラウドサービスにアップロードしてもらって使う、といったムダや手間が省けます。

今回は、社内システムを外から利用する方法と、導入する際に気をつけるべきポイントについてお伝えします。

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