まず授乳記録をつけよう
双子の赤ちゃんの場合、ほとんどのママは母乳とミルク併用の混合栄養です三つ子ともなると誰かのサポートは必須!
双子はそれぞれの赤ちゃんによって、体重差、性別、個性、合併症によっておっぱいやミルクを飲む量が違う場合が多いので、その子その子がどのくらい、どちらのおっぱいやミルクを飲んだかを書き留めておかないと、顔が似ているので混乱しやすく間違えやすいので注意しましょう。
記録方法は個々に育児記録やノートに分ける場合と、同じ1枚の用紙に二人分記す方法があります。個々に分けるとその子、その子の成長記録にもなるので思い出が凝縮する利点があります。同じ用紙に書く場合は、時短、簡単、わかりやすいのが利点になります。
ママが使いやすい方法で選択してくださって構いませんが、お手伝いに来た人でも分かりやすいのは1枚同時方式の方でしょう。同時記録式はコチラからダウンロードできます。
尿の記録はつけていたらキリがありません。簡略化して便だけでも+のようにチェックしていくと便秘や下痢の見分け方にもなり大変便利です。
双子用の授乳グッズを利用しよう
授乳を手伝ってくれる実母、義母、夫などのサポーターがいれば、一人ずつ抱っこして授乳する事が出来ますが、一人で授乳する場合のお助けグッズを紹介します。二人当時に授乳するにはこのクッションが便利
同時授乳をするためのクッションです。一人用のものと比べて、座面が広く平たくなっているのが特徴で二人分の重みでも耐えられるようなマトレスタイプの硬さです。
>>ベラミオリジナル 双子用授乳クッション
「はんぶんこっこ」(ブルー):
同時に泣いてしまい泣きやませるにはこの方法もある
二人同時にミルクをあげたい時、腱鞘炎の時、どうしても手が離せない用事の時にミルクタイムになってしまった時のサポートグッズです。
1人で飲むためにグッズはあると時短になる
どうしても抱っこして飲ませたい時やむせやすい赤ちゃん、嘔吐や溢乳がある赤ちゃんには適さない場合があります。哺乳瓶のホルダーの締め具合を調節すれば意外と上手に飲んでくれますが、嘔吐の時などが心配なので目は離さない方がよいでしょう。
>>ママ代行ミルク屋さん:
またスイングラックなど一人でもタオルなどで支えて哺乳瓶を飲むという方法もあります。ラックはあると大変助かります。
双子の赤ちゃんの授乳リズムを工夫しよう
ママ一人で乗り切る場合、二人同時に飲んでくれるとママは楽になる
1.一人ずつ自律授乳方式
2.二人一緒の同時授乳方式
があります。
1.の自律授乳方式だと片方が寝ていて、片方が起きているという事にもなり、ママも休息が十分に取れません。生活リズムやパターンを同じにしてしまう2の同時授乳方式のほうが時短になりママの負担も減るでしょう。理想は1時間以内に二人飲ませられるとママもほっと一息つけますね。多胎児(三つ子以上)の場合は授乳の時だけでも、産褥シッターさんなどのサポ―ターに離乳食が始まる半年までは手伝ってもらった方がいいですね。
出産直後は母乳がかなり出るママで完母で行けたとしても、3~4か月で足りなくなる事が多いので寝る前だけでもミルクをあげて、双子たちが哺乳瓶でミルクを飲めるようにしておくことをお勧めします。おっぱいに慣れてしまうと、哺乳瓶拒否を起こしてしまい誰にも預けられずママも周囲も困る事になります。母乳にこだわり過ぎず無理せず授乳ができるとよいでしょう。
自分にとって楽な授乳スタイルを探そう
双子ちゃんは大きいと2,200g~2,300g前後で出生するので、二人同時に抱っこしても4~5kgとなります。それを同時に口に含ませるのはかなりの訓練と努力が必要になります。まずしっかりお腹を空かせる事が第一のポイントになります。外出もままならないので、しばらくはお家中心の生活になり赤ちゃんも気分転換が必要になります。ベランダにちょっと出してみたり、吸わせる前にはしっかり泣かせる、起きている時は腹這いをするなど運動もすると、飲んだ後コロリと寝てくれます。
二人同時にしっかり寝かせるには、授乳前の運動としっかり泣かせる事が必要になります。
抱き枕でも双子の授乳は可能
二人同時の場合のポジションは
1. 両方ともフットボール抱き
2. 1人が横抱き、もう一人がフットボール抱き(通称 斜め飲み)があります。
必ずしも同時授乳はやる必要はありませんが、参考までに「ふたご絵日記」で授乳ポジションがイラストで掲載されていますので、ご参考にしてください。
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