変わる住宅観～新世代の賃貸オーナー

収支計画と同じくらい「コンセプト」で選ぶ

先日行われたパナホームの報道見学会で、ある女性オーナーが体験談を披露しました。オーナーが経営するのは京都市内にある「ラシーネ五條」。「ラシーネ」は、パナホームが展開する女性目線の賃貸コンセプトです。

その女性は賃貸に併設したオーラソーマサロンのオーナー。親が経営していたアパートを建替えるのを機に相続し、女性視点の賃貸というコンセプトに共感。2014年11月にオープンしたサロンは、淡く明るいベージュにシャンデリアが輝く、まさに女性の夢の空間でした。

以下は報道向け説明会で披露された、その女性オーナーへのインタビューです。

－－賃貸の建築会社選びはどのように進んだのでしょうか？

土地活用ということで各社検討しました。他とは違うマンションづくりをしたいという想いがありました。そんな時、インターネットで「ラシーネ」という賃貸ブランドがあることを知り、その言葉にビビビと来たんです。「自分らしさを大切にしたい」というコンセプトが、まさに自分がこれからやっていきたいことだと思い、すぐさま問合せしました。

自分のやっていきたいことに合致

それから東京にある実物モデル「ラシーネ井の頭」の話を聞いて、ぜひとも見に行きたいと営業の方にお願いして、京都から見に行きました。最寄駅から現地モデルまで歩いてみたんですが、私が建てようとする土地の住環境と似ていたんです。閑静な住宅地の細い街路に、昔ながらのどこかほっとできる商店街があって、小さな八百屋さんやカフェもあって。もう現地に着く前から感動していました。

「ラシーネ井の頭」で実際に見た「女性専用」「女性視点」というコンセプトや共用サロンの空間が、もう私の夢そのものでした。

――ところでなぜ、オーラソーマサロンを？

現代の女性って疲れてらっしゃいますよね。その疲れを気軽に癒して差し上げたり、少しでも元気になっていただける場所があったらなーと思って、サロンをつくりました。真っ白だと病院のように無機質になってしまいますので、女性が落ち着けるような淡いベージュにして、でもちょっとリッチな気分になっていただけるよう、構造上、移動できない通し柱をギリシャ神殿のような円柱にしたりシャンデリアをつけたり…。かねてから「こんなのつけたかった！」という私の想いって、きっと他の女性の方も同じかなと思って「女性視点」にこだわりました。