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連ドラ初出演! 大貫勇輔『セカンド・ラブ』(2ページ目)

ダンサーの大貫勇輔さんが、テレビ朝日の連続ドラマ『セカンド・ラブ』に登場! 大貫さんが演じるのは、亀梨和也さん扮する平慶に代わり、海外の一流カンパニーに抜擢される新進ダンサー・一之瀬佑都という役所。放映を前に、大貫さんに作品への意気込みをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド

 

今回演じる一之瀬佑都とは? 同じダンサーとして、ご自身とリンクする部分はありますか?

大貫>佑都は身体的にも恵まれていて、慶が所属するダンスカンパニーに来て彼のポジションを奪ってしまう。若くしてスター街道に乗りはじめているダンサーです。自分とリンクするところは、ある部分とない部分がありますね。

佑都のセリフで「こんな怪我してたら踊れないよ」というようなことを言うシーンがあるんですけど、僕だったら絶対に「踊れない」なんて口にはしない。だから、そこはどう演じようかなって考えるところでもあって……。でもダンスに対する想いだったり、目指しているものはたぶん一緒だなっていう気がしていて、共感できる部分は大いにありますね。

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『ドリアン・グレイ』(C)ホリプロ
 

役作りはどのようにしていますか?

大貫>ありがたいことに、設定や年齢、ダンサーという職業など、自分とリンクする部分も多いので、セリフの中から“佑都は今こういう気持ちだな”と読み解くことはあったとしても、自分の中の何かを変えることはしてないですね。ただ気持ちの流れというのはあって、そこだけは上手くコントロールしなければいけないなと考えています。

僕の芝居の在り方によっては、コンテンポラリー・ダンサーのイメージを左右するようなことがあるかもしれない。ドラマは影響力が大きいし、見るひとによっていろいろな風に受け止められる可能性がありますよね。

慶と再会するシーンで、僕は最初わざとポケットに手を入れていたんです。同じダンサーとして、ちょっと皮肉を込めたつもりでした。けれどそのワンシーンだけ見たひとには、そこまでの心情は伝わらないのではと指摘されて。もしかすると、“コンテンポラリー・ダンサーってこんな態度を取るのか”と思われる可能性もあると気が付きました。芝居の意味はもちろん、それによって与える影響を考えなければいけない。何が正しいかはまだわからないけど、それは自分が選んでいくべき道なんだろうなと思っています。

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ドラマ『セカンド・ラブ』より



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