「イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路」への道
ベツレヘムの星。ぶら下がっているのは正教会でよく使われる振り香炉
ベツレヘムはエルサレムの南約10kmにある街。そしてエルサレムへはイスラエルのテルアビブやヨルダンのアンマン、エジプト国境から入るのが一般的だ。いずれも日本からの直行便はないので、モスクワやパリ、アムステルダム、イスタンブール、ドバイなどヨーロッパやアジアの諸都市を経由する。格安航空券で10万円前後から。
■国内移動
テルアビブからエルサレムまでバスで1~2時間、アンマンからだと国境でかかる時間によってまったく異なるが、おおよそ4~5時間以上。エジプトからだとそれ以上となる。
■周辺の世界遺産
エルサレムには「エルサレムの旧市街とその城壁群」「オリーブとワインの土地パレスチナ ~南エルサレム、バティールの文化的景観」があり、テルアビブには「テルアビブのホワイト・シティ-近代化運動」がある。
エルサレムから50km圏内には他に「ユダヤ低地の洞窟世界マレシャとベト・グヴリン」や死海側の「マサダ」がある。イスラエルやパレスチナ、ヨルダンを訪れる方は死海をぜひ訪れることをオススメしたい。
「イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路」のベストシーズン
エルサレムの気候は温暖な地中海性気候で、東京より少し暖かく、季節も同じ。夏の平均最高気温は29度、平均最低気温は18度。冬は12度と6度。降水量は冬の12~3月に多く、夏はほとんど雨が降らない。世界遺産基本データ&リンク
【世界遺産基本データ】登録名称:イエス生誕の地:ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路
Birthplace of Jesus: Church of the Nativity and the Pilgrimage Route, Bethlehem
国名:パレスチナ
登録年と登録基準:2012年、文化遺産(iv)(vi)
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