大会へのアクセス
多くの大会では、アクセスに配慮したコース設定が行われています。しかし場合によっては、大会会場が駅から離れていたり、そもそも電車では行けない場所であったりすることもあるでしょう。臨時バスが運行されていることもありますが、運行時間は決まっており、非常に混雑することが多く見られます。レース前から疲れてしまわないようにしましょう
そのため、会場までのアクセスについては、交通機関や臨時バスなど運営側からの対応内容を含めて確認しておくと安心です。もちろん、アクセスが悪いから大会出場を止めようということではありません。大会そのものに魅力があれば、多少苦労しても、出場する価値はあります。大会選びにおける1つの要素として、念頭に置いておいてください。
尚、中にはスタート地点とゴール地点が異なるレースがあります。その場合、宿泊先や駐車場への移動を考える必要も生じるでしょう。走った後のことまで踏まえて、計画的に動くことが大切です。
運営者の信頼性
大会のエントリーは、今やその多くがインターネットによって行われています。エントリー後の決済処理についても同様ですが、運営者について調べている方は少ないでしょう。エントリー前に調べましょう
そこで、例えば自治体が絡んでいたり、既知の団体が運営していたりといった大会を除き、運営者についてある程度調べることをおすすめします。インターネットが広く普及しているからこそ、運営団体名を検索するだけで何かしら情報が得られるでしょう。ホームページを持っていなくても、過去の主催大会について、出場者のブログなどが見つかるかもしれません。具体的には、下記のような情報を得られると安心です。
- 過去にマラソン大会の運営経験があるか
- 過去の運営大会に関する出場者からの評判
- フリーメールアドレスが使われていないか
- 固定電話番号が記載されているか
- 所在地はバーチャルオフィスなど実態のないものではないか
- 団体名におかしな点がないか(例:NPOを名乗りながら実際は任意団体や個人 等)
この他にも、情報を調べるうえで疑問に感じる点があれば、直接問い合わせるなど事前に対応してください。
マラソンを楽しむためにも、大会選びはとても大切です。後から後悔しないためにも、面倒臭がらずに情報を集めてみてください。「注意しなければ」という意識を頭の片隅に置いておくだけでも、視点が変わってくるはずです。