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マチュー・ガニオ『美の饗宴』インタビュー!(5ページ目)

パリ・オペラ座バレエ団エトワール マチュー・ガニオが、日本の伝統芸能・能と異色のタッグを実現! 2015年新春、能楽堂をステージに『美の饗宴』を繰り広げます。ここでは、来日を控えたマチューにメールインタビューを敢行! 上演の経緯と舞台への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

小野寺 悦子

バレエ ガイド

ダンス専門誌、劇場・カンパニー広報誌、公演プログラム、ウェブなどで執筆するほか、舞台・映画などエンターテインメント全般のインタビュー&執筆など幅広いジャンルで活動している。

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今回のパートナーは、パリ・オペラ座バレエ団のダンサーであり、実妹のマリーヌが務めます。ダンサー、またパートナーとしてのマリーヌとは? 
兄、そして先輩として、マチューからアドバイスをされることはありますか?

マチュー>もちろんダンサーとしてのキャリアは私の方が長いので、アドバイスをすることはあります。ただ彼女は芯のあるとてもしっかりとした考えを持つ女性であり、私は彼女の考え方が好きですし、私の方が逆に勇気を与えられることも多々あります。

オペラ座では一度だけ彼女と一緒に踊ったことがありますが、なかなか共演する機会がないので、今回パートナーを組んで両親の名作を踊ることができるのをとても楽しみにしています。


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妹とマルセイユの自宅で



来日公演も多く、日本でも大人気のマチュー。日本の印象、思い出深いエピソード、今回マリーヌを案内したい場所などありましたらお聞かせください。

マチュー>日本での一番素敵な思い出は、楽屋口で待っていてくれるファンに会えることです。日本で踊るたび、いつも沢山の勇気をもらっています。

日本にはもう何度も行っていますが、毎回スケジュールがぎっしりと詰まっていて、旅行をしたり、ゆっくり滞在を楽しむ時間がなかなか持てません。もしかしたら、マリーヌの方が日本をよく知っているかもしれないですね(笑)。

残念ながら、今度も大阪と東京へ行くだけになりそうです。しかし今回は能との出会いという楽しみがあり、私自身とても期待しています。


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(C)Masahiko Takeda



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