よく使われる命令形をマスターしよう!
フランス語レシピにチャレンジ
例えば、couper(クペ/切る)という動詞を主語代名詞vousとnousに合わせて活用すると、vous coupez(ヴ クペ)、nous coupons(ヌ クポン)となります。命令形はそこから主語代名詞を取り除きますから、「切ってください」としたい場合にはCoupez.(クペ)、「切りましょう」としたい場合にはCoupons.(クポン)となります。また否定命令文はそれぞれの動詞をneとpasではさみ、Ne coupez pas.(ヌ クペ パ/切らないでください)、Ne coupons pas.(ヌ クポン パ/切らないでおきましょう)となります。
また、英語の「動詞の原形」のことをフランス語ではinfinitif(アンフィニティフ/不定法・不定詞・不定形)といいますが、couper(クペ)のままですと「切ること」という意味になり、この形もレシピでは用いられます。ちなみに否定形はneとpasを前においてNe pas couper.(ヌパ クペ/切らないこと。)となり、否定命令の形とは異なりますので気をつけてください。
レシピでよく使われる不規則動詞
不規則動詞は活用がややこしいので、最初にレシピでの使用頻度が高い不規則動詞をinfinitif(~すること)、 vousの命令形(~して下さい)、nous(~しよう)の命令形の順にリストアップしておきましょう。まずは-irで終わるverbe du 2ème groupe(第二群規則動詞)から。
- remplir(一杯にする), remplissez, remplissons
- blanchir(白くする・ゆがく), blanchissez, blanchissons
- mettre(置く・入れる), mettez, mettons
- battre(撹拌する), battez, battons
- cuire(焼く・似る), cuisez, cuisons
- couvrir(ふたをする), couvrez, couvrons
- sérvir(出す), servez, servons