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沖香菜子『くるみ割り人形』インタビュー!(7ページ目)

東京バレエ団の12月公演『くるみ割り人形』で、主演を務める沖香菜子さん。沖さんは入団5年目の24歳、大役への抜擢が続く同団の次世代スターです。ここでは、開幕に先駆け沖さんにインタビュー! 作品への想いと意気込みをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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本番前の体調管理で気をつけていること、ジンクスなどはありますか?

沖>とりあえず本番が近くなったら生ものは食べないようにするとか、最低限のことを気をつけてるくらい。あとは普段通りリハをやって、その先に舞台がある、という流れにしたいので、特別なことをしようとはあまり考えないですね。

ジンクスという訳ではないけれど、舞台に出る前の最終チェックとして、お気に入りの香水をつけて、鏡に向かって全体を見渡しています。舞台中に香りが漂うようなイメージで踊るというか、手先から香りが届きますように……、なんて思いながら。

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(C)Kiyonori Hasegawa



本番が続き、忙しい毎日を過ごされていますね。
貴重な休日はどう過ごされているのでしょう?

沖>休みがあると、まずその日食べるものを決めます(笑)。普段はバレエ団が終わった後に教えに行くこともあるので、家に帰ると10時、11時になったりして、さすがに立派な一人前は食べられない。教えに行く前に軽くつまんだりと、夜ご飯が二回に分かれる感じです。

だから休みになると、“おいしいものを思い切り食べに行こう!”って、うきうきしながら考えちゃう。お肉も好きだし、甘いものも好きだし、なんでも大好きです。朝ご飯を食べてるときにもう昼ご飯のことを考えていて、昼ご飯を食べてる最中から、もう夜ご飯のことを考えてますね(笑)。

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『くるみ割り人形』リハーサル (C)Shinji Hosono



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