「亀の子束子」1号型(小)。記念すべき第1作目で基本的な形状・デザインは100年以上変わっていません。持ちやすいユニバーサルな形状です。構造の針金を利用した円形の引っ掛け部分のデザインも秀逸!近所のスーパーで買ってきた大・中・小の3種類。パッケージの色、亀の絵かわいいですね。ちなみに大(4号型)は大きさと丈夫さからプロの料理人にヘビーユーザーが多いことでも知られています。パッケージの裏面の表示。明治期はシュロでしたが現在は「パーム」(ココナッツ椰子)の繊維が使われています。シュロも椰子の一種ですが、いまは安定供給できるパームになりました。材料はパーム繊維と針金の2種類だけ、という潔さ!上はキクロンAとスコッチブライトのパッケージ。キャラクターの女性がジャパニーズ昭和とアメリカン・ポップなイラストで大きな違いがあり興味深いですね。下はスポンジ部のディテールの違い。左がキクロンAで独特の凸凹の形状が特徴です。ポップアートのような、キクロンパッケージのご婦人。Tシャツにプリントしたくなるような、なんともいえない魅力があるイラストレーションです。背景のキッチンに注目すると食器などにミッドセンチュリーな味わいも?へちまたわし。もともとはインド原産の植物で江戸時代ころ日本に上陸したといわれています。へちまたわしは昔から静岡県などで製造されていましたが、今では自作する人が増えています。南九州や南西諸島では食用として知られています。沖縄料理のナーベラーチャンプルーなどで知られる「ナーベラー(へちま)」は、へちまの繊維を「なべあらい」するが語源との説も……。1922年竣工の亀の子束子西尾商店の本店。関東大震災も戦災も免れた貴重な建物です。左に束子の原材料だったシュロの木が植えられています。撮影した日は日曜日だったので休業で残念! 1階の直営ショップに行くときは事前に営業日、開店時間を確認してください。「亀の子束子」1号型と「キクロンA」のツーショット。このザルは世界の柳宗理デザインのステンレス製「パンチングストレーナー」。偶然ですが、すべてメイド・イン・ジャパンです。かめのこ1号亀1号この写真の記事を読む※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。