家事の効率化も進んでいる?
前出の調査では、年齢階級別の男女の家事時間に関する調査も行われています。平成18年と平成23年の5年間を比較すると、男性は、どの年齢層もほぼ横ばいですが、女性は、55歳未満で減少傾向にあることが分かりました。特に、30歳から54歳の女性は、家事の時間を減らしていることが分かります。平成23年「社会生活基本調査」(総務省)をもとにガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます。)
家事を効率的に行うために、例えば、ネットスーパーや食材宅配などを利用したり、お惣菜コーナーを利用して料理にかける時間を短縮したり、洗濯乾燥機や食洗機、お掃除ロボットなどの便利家電を利用するなどの方法が考えられます。また、水周りの掃除や庭の手入れなど、家事代行サービスを利用しているかもしれません。
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世帯収入を増やすためには、夫の家事力は、不可欠!
妻の家事時間が減ると、くつろいだり、スキルアップする時間も増え、世帯収入もアップだね!
民間の家事代行サービスもたくさん登場していますが、まだまだ料金や心理面等で、利用者は少ないのが現状です。今後、世帯収入をもっと増やしたいと考えている方で、今は、妻に家事育児等の負担がかかっている、という場合は、2人で具体的なライフプランと働き方、家事の分担についても、話し合ってみてください。
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