痩せられない原因は実は骨にあった!

骨活用ストレッチとは?

ダイエットに必要な、準備運動と3つの骨活用ストレッチとは?

時間を作ってはジムに通ったり、自己流で運動したりするものの、努力のわりに体重もあまり減らず、体型が変化しないことに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
運動しても痩せない理由は「骨を上手く使うこと」ができていないからです。骨を上手く使うことで体を心地よく動かすことが出来、美しい姿勢と体型、疲れにくい体が手に入ります。


まずは、「骨活用ストレッチ」の準備

■準備1:手首ぶらぶら(肩・腕の一帯の柔軟性がアップ)
基本手首ブラブラ

基本手首ブラブラ

1.親指と小指で手首の骨(グリグリした部分)を押さえます。

 

手首を右左に

手首を右左に

2.左右に10回ブラブラさせます。すると手首はもちろん、肩から腕にかけての可動域が広がり、驚くほど柔らかくなるのが分かると思います。

ウォーミングアップでよく手首をぶらぶらさせますが、こうした従来のやり方だと肩の一帯が逆に重くなってしまい思うように腕が回せなくなります。

 


■準備2:肘ぶらぶら(さらに肩・腕の柔軟性がアップ)

基本手首肘ブラブラ

基本手首肘ブラブラ

1.肘を押さえて左右に10回ブラブラさせます。

 


前方に落とす

前方に落とす

2.次に肘を押さえたまま前後に肘を伸ばしたり戻したりを10回行います。肘は手首よりも体幹に近いため、体幹への刺激がさらに強まります。

 


■準備3:肩甲骨まわし
手首肩甲骨ブラブラ

手首肩甲骨ブラブラ

1.手首を押さえたまま、肘を肩の高さまで上げます。

 


腕を後方にひねる

腕を後方にひねる

2.肩を前後にひねります。上半身全体が柔軟になり、無駄な力が抜けます。肩甲骨一帯のこわばりを和らげ、肩や首の可動域を広げてくれます。

ここまでが骨を使った基礎のストレッチになります。従来のストレッチと同じことでも骨を押さえることを意識するだけで今までとの違いを感じてもらえたでしょう。

 


親指と小指で骨を押さえるとシェイプアップできる!

骨活用ストレッチの準備は「親指と小指で骨を押さえること」から始まります。
実際に、このやり方でエクササイズを行っていくと動作が楽になり、硬かった体が短期間に柔らかくなっていきます。

それはなぜでしょう?
親指=ブレーキ
小指=アクセル の役割があるからです。

ペンを持つときも親指に力を入れると上手く字が書けません。これに対して小指は包丁を持つときも必ず力が入ります。

この親指(ブレーキ)と小指(アクセル)を繋ぐと力が入りすぎずに、ちょうどいいニュートラルな状態が保てます。プラスマイナスが中和されて「ゼロ」になるということです。

関節を押さえる場合も、他の指で行うと余分な力が入ってしまい、骨活用ストレッチの動作が上手く行えません。親指と小指を押さえることがエクササイズ効果を最大引き出すのです。

では次に3つの骨を刺激することがダイエットの鍵となることをご説明します。


骨活用ストレッチ…3つの骨を刺激して脂肪燃焼効果アップ

肋骨・鎖骨・骨盤という体幹にある3ヶ所の骨がポイントとなります。この3つの骨は、体幹が一体となって動くため、わずかな動きでも体の中心部に大きな刺激が与えられます。また、この骨のまわりには大きなリンパ節があります。そのため、優れたリンパマッサージと同様、体のむくみがとれ、デトックスが出来るのです。

ではその3つの骨にどのようなダイエット効果が隠されているのかと、その簡単エクササイズをご説明していきたいと思います。

肋骨の骨活用ストレッチ

肋骨の一帯を刺激すると、まわりの筋肉のこわばりがとれて体幹が自由に動かせるようになります。その結果、運動効果が大いに高まります。付け根にあるアコーディオンのような筋肉(前鋸筋)を柔らかくする必要があります。

「肋骨エクササイズ 肋骨縮めストレッチ」
(代謝アップで全身の脂肪燃焼)
じゃばら1

じゃばら1

1.肩幅に足を開いて立ったまま、片方の手で胸を、もう片方の手でへその一帯を押さえる。

 
じゃばら2

じゃばら2

2.そのままお腹の力を抜いて体を縮め、アコーディオンのように元に戻す。(10回)

※このエクササイズは横隔膜を隔てて繋がっている肺と腸の両方の働きを活性化させます。酸素の補給量が自然とアップし、腸の働きも活発になるため、全身の血流が良くなり、代謝が上がります。便秘解消にもなるので、ダイエット効果は高まります。

 


鎖骨の骨活用ストレッチ

鎖骨の動きが滑らかになると裏側にある肩甲骨の可動域も連動して可動域が広がり、背中の肉のたるみが解消され、猫背が改善され姿勢もよくなります。
姿勢がよくなり体幹が整ってくることでウエスト回りが非常に引き締まってきます。

「鎖骨エクササイズ 鎖骨ひねりストレッチ」(ウエスト引き締め)

 
鎖骨ひねり1

鎖骨ひねり1

1.肩幅に足を開いて立ち両手の親指と小指で鎖骨の両側の出っ張った部分を押さえる。

 
鎖骨ひねり2

鎖骨ひねり2

2.顔は正面を向いたまま、体を左右にひねる。(10回)

 

骨盤の骨活用ストレッチ

骨盤の滑らかさが両脚の骨(大腿骨)の動きに繋がっているので、骨盤と大腿骨のジョイント部分を重点的に刺激していくと足の運びがスムーズになり、運動効果もアップし、下半身太りが改善されてきます。

「骨盤エクササイズ 骨盤まわしストレッチ」
(下半身痩せ)
すり鉢まわし1

すり鉢まわし1

1.肩幅より広めに足を開いて立ったまま、左足を90度内側にひねる。

 
すり鉢まわし2

すり鉢まわし2

2.右手首の骨のあたり(グリグリした部分)を押さえる。

 
3.指先が顔の前に来るくらいの高さにして、腰の左側(左股関節)を時計まわりに「の」の字にグルグルと回す。(7回)

※足はそのまま反時計まわりも行う。(7回)

4.1~3を左右を逆にして、もう1セット行う。


骨を上手く使う方法について

そもそもその骨を上手く使うというのはどういうことでしょうか?

骨よりも筋肉を伸ばしたり(ストレッチ)、鍛える(筋肉トレーニング)に重点を置いているでしょう。しかし、ストレッチや筋肉トレーニングで体が逆に硬くなるということがあるのです。本来であれば、柔軟性を高めるために行っているのに、ストレッチ後の方が体が重かったり、苦痛すら感じるなんてことありませんか? それは、伸ばしている箇所の筋肉しか刺激をすることが出来ていないからです。

筋肉トレーニングも同様、熱心にすればするほど、筋肉がすり減り、体のバランスも悪くなります。これは輪ゴムの一部分だけを一生懸命伸ばしているのと同じで、いずれ弾力がなくなりプツンと切れるのと同じことなのです。

骨を上手に活用するかどうかで、ストレッチ効果が劇的に変わります。上手く使えると、体の動きがスムーズになり、運動効果もアップします。ちょっとしたコツで体の余分な脂肪が燃焼されやすくなるのです。

実際にやってみると、体の軽さが全然違うことを実感できると思います。心地よいと感じることが痩せることに繋がります。また、ストレッチで体幹を柔らかくすることは、バランスの良い体づくりの基本となります。最小限の力で最大限の効果が引き出せるような体をつくる必要があります。


なぜ、エネルギー消費がアップするの?

最近、体幹トレーニングが注目されていますが、ほとんどの人は腕力や脚力ばかりに頼ってしまい、肝心の体幹をうまく使うことが出来ません。エネルギー消費は、体幹にいかに効率よく刺激を伝えるかがポイントとなります。体幹は主に骨に被さるようにあるので、骨を活用することでさらにエネルギーが消費されます。特に胴体部分(体幹)は面積が大きいために、ここに効率よく刺激を伝えられれば大きなエネルギーが消費されます。これに加え、体幹から体が動かせるようになれば、あまり疲れなくなり日常の動作がとても楽になります。


今一度、見直してみましょう!

紹介してきた通り、今まで行っていたエクササイズやストレッチの際に「骨を上手に活用する」ことでより効率的に、より効果的になります。

体幹トレーニングが主流になってきていますが、その効果をより発揮させるための基礎が骨にあるということに目を向け、普段のトレーニングや筋肉トレーニング、ストレッチ前に骨活用ストレッチを取り入れて頂き、体幹トレーニング効果を最大に引き出して全身引き締めダイエットをしてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。