住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年11月)

2014年11 月の住宅ローン金利は変動金利型以外は全体的に0.05 %程度低くなったものが多く見られました。中でもフラット35は返済期間21年以上、20年以下とも金利が下がり、過去最低金利を更新しています。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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今月は変動金利型には動きがありませんでしたが、それ以外の金利タイプは全体的に低くなる傾向でした。10年以上の長期の固定金利のものは0.05%程度低くなっています。フラット35の今月の金利は、今月も過去最低金利をさらに更新しました。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型の金利はネット銀行が低い

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年11月6日時点
201411hendo

変動金利型の金利には動きはありませんでした。ネット銀行を中心に低い水準が続いています。


変動金利型の金利に動きはありませんでした。ソニー銀行の「変動セレクト」自己資金10%以上の場合で0.539%、イオン銀行が0.57%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンは0.65%、楽天銀行が最低金利で0.70%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は0.05%程度低下

10 年固定は先月より0.05%程度引き下げたところが多く見られました。三菱UFJ信託銀行の当初固定期間の引き下げ幅が大きいタイプの最低金利で0.98%と1%を下回る水準になりました。三井住友信託銀行の最大引き下げで1.0%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンは1.06%、Mr.住宅ローンが1.08%となり、いずれも先月よりも低くなっています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年11月6日時点
201411kotei10

10年固定の金利は先月よりも下がりました。1%を下回るものもありました。


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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