暮らしの歳時記/正月の行事・楽しみ方(年末年始)

2015年(平成27年)の干支~未・羊の豆知識(2ページ目)

2015年(平成27年)は未(ひつじ)年。そこで、未と羊に関する豆知識を紹介します。語源、ラムやマトンなどの区別、眠れないときに羊を数える理由、羊にまつわることわざなど、年賀状や新春の話題に活かしてください。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド


羊についての豆知識

子羊

「迷える子羊」は新約聖書のマタイによる福音書などにあらわれる「stray sheep」の訳語で、どうすればよいのか迷っている人を意味する表現

・羊は群れる性質をもち、群れから引き離されると強いストレスを受けます。先導するものに従う傾向が強いため、家畜化に向いていました。「迷える子羊」もこのへんに由来するようです。

・羊は草食動物で、胃袋(反芻胃)が4つあり、食べたものを吐き出しては、何度も何度も噛み直します。

・おなじみのウールは羊毛のことで、主にメリノ種という品種の羊が中心です。羊は1度に1~2頭の子を産み、生後1~2年経つと毎年春頃に毛刈りが行われ、1頭あたり約4キロの羊毛がとれます。

・羊の肉は食用としてもおなじみで、「ジンギスカン」といえば、溝が刻まれたジンギスカン鍋で羊肉を焼く料理です。一般的に、生後およそ1年未満(永久門歯がない)をラム、それ以上をマトンと区別し、ラムのほうが好まれています。また、ニュージーランドでは、ラム、ホゲット、マトンと区別。オーストラリアではさらにベイビーラム、スプリングラム、イヤリングラムと区別するなど、様々な格付のしかたがあります。

・羊の皮は、ラムスキン、シープスキン。羊の毛皮は、ムートン。


なぜ眠れないときに羊を数えるのか?

眠れないときに羊を数えるのはなぜ?

眠れないときに羊を数えると眠くなりますか?

眠れないときに羊を数えるのは、イギリスが発祥だといわれています。英語で羊のことを「sheep」といいますが、これが眠る意の「sleep」と似ているため、暗示をかける作用があるのだそう。また、「sheep」の発音が寝息に似ているから、「sheep」と言って息をはく行為がリラックスできるから、などの説もあります。……ということは、日本語じゃダメ!?

そのほかにも、羊のいる情景を思い浮かべると牧歌的でリラックスできるから、羊を数えるという単調な作業で眠くなるから、といった説もあります。……これなら、「羊が1匹、羊が二匹」でも大丈夫ですね。

最後に、羊にまつわることわざと慣用句を紹介します >>>
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