暮らしの歳時記/正月の行事・楽しみ方(年末年始)

2015年(平成27年)の干支~未・羊の豆知識(3ページ目)

2015年(平成27年)は未(ひつじ)年。そこで、未と羊に関する豆知識を紹介します。語源、ラムやマトンなどの区別、眠れないときに羊を数える理由、羊にまつわることわざなど、年賀状や新春の話題に活かしてください。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド


羊にまつわることわざ、慣用句

群羊を駆りて猛虎を攻む

群羊を駆りて猛虎を攻む

・羊頭狗肉(ようとうくにく)/羊頭を懸けて狗肉を売る
狗肉とは犬の肉のことをいい、羊の頭を看板に掲げながら、実際には犬の肉を売ってごまかすことから、見かけと実質が伴わないことのたとえ。立派なものをおとりに使い、実際は粗悪なものを売ることのたとえ。

・羊質虎皮(ようしつこひ)
実際は羊なのに虎の皮をかぶっているの意味から、外見だけは立派だが、それに実質が伴っていないことのたとえ。

・羊に虎の皮を着せたよう
弱い者が強がったり、愚かな者が利口ぶること。

・群羊を駆りて猛虎を攻む(ぐんようをかりてもうこをせむ)
たとえ力が弱くても、集合すれば強い力を発揮できるということ。

・羊の皮をかぶった狼
外見は非常におとなしいが、本性はその逆であること。

・亡羊の嘆(ぼうようのたん)/多岐亡羊(たきようぼう)
学問の道は多方面に分かれているため、真理に到達するのは難しいということ。転じて、方針がいくつもあって選択に迷うということ。中国戦国時代、羊が一匹逃げた際、大勢の人が追いかけたが、道がいくつも分かれていたため取り逃がしてしまった。それに対して思想家の楊朱が「学問の道も同様で、いくつもの道に分かれているので、真の道がわからなくなる」と嘆いたという故事に由来しています。


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