バレエ界で今最も注目を集める振付家、バンジャマン・ミルピエ
自身のカンパニー『L.A. Dance Project』を率い、初来日を果たすバンジャマン・ミルピエ。その経歴は輝くばかりで、スクール・オブ・アメリカン・バレエ時代に『ウエスト・サイド・ストーリー』の振付で知られるジェローム・ロビンスに見出され、ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパルとして活躍。カンパニー在籍中から振付を行い、ニューヨーク・シティ・バレエのほか、パリ・オペラ座、アメリカン・バレエ・シアター、マリインスキー・バレエといった世界の名門バレエ団に自作を提供するなど、振付家としての才能も高く評価されています。
バンジャマン・ミルピエ (c)Alexander Wagner
何より彼の知名度を一気に高めたのが、2010年公開の映画『ブラック・スワン』。ミルピエは振付指導のほか、自身もダンサー役で出演。この映画をきっかけに、主演女優のナタリー・ ポートマンと結婚し、バレエ界の枠を越え大きな話題を集めることになりました。
『リフレクションズ』(C)Laurent Philippe