コタキナバル/コタキナバルの観光・アクティビティ

コタキナバル旅行のモデルプラン

ボルネオ、コタキナバルに旅行に行きたい!と思ったときに、さて何日程度の日数が必要なのか?計画を立てる上で気になるポイントではないでしょうか。目的、お休みの取れる日数、出発地や経由地などによってベストな日程はケースバイケースではありますが、ご参考までに目的別モデルプランをご紹介します。

今村 志帆

執筆者:今村 志帆

コタキナバルガイド

コタキナバル旅行の一般的なパッケージは4~5日間

リバーサファリ

ガラマ川の夕焼け。午前到着の場合は午後発のリバークルーズツアーを到着日に組み込むと時間を有効に使えます

初めてのボルネオ旅行に一般的なのは日本の旅行代理店が販売しているコタキナバル泊フリープランのパッケージツアー。ホテルのランクや日数など、好みや予算に応じて選べますが、多いのは4日間または5日間のツアーです。航空券、ホテル、空港送迎込の4日間パッケージが、安い時期だと5万円程度から販売されています。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始などは料金が一気に高くなりますが、日本国内の各空港からのチャーター直行便を利用するツアーも組まれます。それらは5日間設定のものが多いです。

4日間プランだと、1日目はほぼ移動。成田発の直行便だと昼過ぎに出て夜着きますが、経由便だと機中泊の夜行便で翌朝クアラルンプールなどで乗り換えて2日目の午前中にコタキナバル着となります。

2日目の午後と3日目が自由行動で、4日目は朝のフライトで帰国。直行便ならお昼過ぎには成田に着きますが、経由便だと夜の到着になります。

経由便だと自由時間が1日半程度しかないのでちょっとタイトなスケジュールですが、初日に午後発のリバーサファリのツアーに参加して、翌日は一日島でのんびりするか、世界遺産のキナバル公園ツアーに参加、ツアーの合間にお買い物やマッサージという時間の使い方が人気。

ただ日程や予算が許すならもう一日フリーな日が取れる5日間プランを強くおすすめします。

5日間プランだと自由な日が3日ほどあるので、いろいろなアクティビティを組み合わせられますし、街歩きやホテルのプールでくつろぐ時間もしっかり取れます。

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地方まで足を延ばすなら最低5日~1週間

スカウ

スカウで遭遇した象の群れ。コタキナバルでは野生の象やオランウータンには会えません。本格的なジャングルを楽しむなら、飛行機でサンダカンやラハダトまで移動し、さらに内陸の自然保護区に行く必要があります

コタキナバルだけであれば5日間で十分楽しめますが、キナバル登山、野生の象やオランウータンが生息している内陸のキナバタンガン川やダナンバレー自然保護区、グヌンムル国立公園、ダイビングで有名なシパダン島など、本格的なジャングルやダイビングスポットも旅程に入れるとなると、とても4、5日では足りません。

これらの場所はコタキナバルからさらに飛行機などでの移動で半日程かかり、現地でのアクティビティも盛りだくさんなので、一カ所につき最低2泊3日は必要になります。

そのためコタキナバル到着初日はコタキナバル泊、翌日朝から目的地への移動を開始して、現地で最低2泊。コタキナバルに戻り一泊して翌朝のフライトで帰国となるため、全行程で最低5日間は必要。フライトのタイミングやコタキナバルでの観光なども考慮すると一週間程度の日数が必要になります。

この場合、前半のコタキナバル泊は街中のホテル、後半のコタキナバル泊はリゾートでのんびり…など、個人手配で宿泊先を変えてみるのもおすすめです。

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弾丸スケジュールなら2泊3日でも可能ですが…

マンタナニ島

コタキナバルから日帰りで行けるマンタナニ島のビーチ。この綺麗な海のためなら弾丸旅行も考えちゃう?

お休みが取れるのは三連休が精一杯…という方は、土曜日成田発のマレーシア航空直行便や金曜日仕事が終わった後の羽田深夜発のエアアジア、クアラルンプール経由便でコタキナバルに向かえば、現地2泊で日曜日は丸々コタキナバルを楽しんで月曜日に帰国というプランも可能ではあります。

ただ4日間ツアーでも時間が足りないという声が多いので、初めてのコタキナバル旅行にはやはり5日間パッケージツアーがおすすめです。次回リピーターとして来られる際には目的を絞って弾丸スケジュールで来るもよし、長めの日程をとってより本格的なジャングルへ足を延ばすもよし、個人手配でいろいろ工夫してみると面白いと思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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