コタキナバル/コタキナバルの離島

コタキナバルから行くアイランドホッピングの島選び

コタキナバルでは周辺の島々の綺麗な海もぜひ訪れたい見所。でも沢山の島があるので、どの島に行くべきか迷ってしまう方も多いはず。定番の海洋公園から穴場のプライベートアイランドまで、日帰りで行ける各島の特徴をまとめました。

今村 志帆

執筆者:今村 志帆

コタキナバルガイド

コタキナバルに来たら、ぜひ一日は島へ行こう!

サピ島

街からボートで15分。島に渡ればこんなに綺麗な海が楽しめます

コタキナバルの魅力のひとつが一年中楽しめる綺麗な海と心地よいビーチ。でもコタキナバルの市街地沿いにはビーチはないので、街に滞在しているだけではなかなかその良さは味わえません。素朴な島の雰囲気や美しい海を楽しむなら、コタキナバルを起点に周辺の小さな島々に渡る必要があります。

とはいえ、ボートで15分程度のすぐ目の前の島から、車とボートを乗り継いで行く本格的な離島まで、その選択肢は様々。以下各島の紹介をしていきます。

街の目の前、トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立海洋公園

トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園はコタキナバルの街のすぐ対岸のガヤ島、サピ島、マヌカン島、マムティック島、スルグ島の5島からなる国立海洋公園です。街の船着き場から個人でも行けるので、思い立ったらその日にでも行ける気軽さが魅力。

5つの島がありますが、トイレなどの設備やマリンアクティビティの受付などのサービスが用意されていて簡単に行けるのは、サピ島、マムティック島、マヌカン島の3島。この3島であればいずれの島でもシュノーケリングやマリンアクティビティを楽しめ、食堂や売店などの施設も揃っています。

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■Tunku Abdul Rahman National Park
(Sapi Island/Mamutik Island/Manukan Island)
アクセス:コタキナバルからボートで約15分
関連記事:トゥンク・アブドゥル・ラーマン国立公園

コタキナバルのアイランドホッピングといえば、このトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園が定番ですが、これらの島以外にも民間が管理しているプライベートビーチや離島など日帰りで行ける島があります。

オープンしたばかりのプライベートビーチ、スパンガール島

スパンガール島

スパンガール島の食堂。新しく綺麗な設備でリゾート感を味わえます

一方、まだほとんどガイドブックに載っていない最新穴場スポットがスパンガール島。国立公園の島の隣に位置するこの島は、民間旅行会社の手で休憩施設が整備され、2013年6月にオープンしたばかり。

ツアーのお客さん限定なので、国立公園の島ほど混んでいなくて、のんびり過ごせるのが特徴です。島ではダイビング、シュノーケリング、カヤックなどが楽しめます。自由に使えるハンモックやビーチチェア、飲み物や昼食も用意されており、休憩用のロッジもまるで森の中のリゾートにいるような造りになっています。

トイレやシャワー含めすべての設備が国立公園より綺麗で快適なのと、気軽に行ける近さが魅力の今注目の島です。

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■Sepanggar Island
アクセス:コタキナバルからボートで約15分
関連記事:スパンガール島

海の美しさは西海岸随一のマンタナニ島

マンタナニ

本土からボートで約45分と離れているだけに、コタキナバル沿岸の島より断然海が綺麗なマンタナニ島

コタキナバルの北に位置する離島、マンタナニ島。以前はジュゴンと一緒に泳げる島として一躍有名になりましたが、当時島に棲みついていた一匹は死んでしまい、現在はジュゴンとの遭遇は期待できません。

しかしそれを差し引いても、島に近づくと急に色が変わるエメラルドグリーンの海の美しさは感動もの。コタキナバルからだと移動が長いですが、時間をかけてでも行く価値のある島です。

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■Mantanani Island
アクセス:コタキナバルからツアーバスで約1時間半、コタブルでボートに乗り換え約45分
関連記事:マンタナニ島

他には、日帰りツアーもあるけれど宿泊ツアーの方が一般的な離島の国立公園「ティガ島」、自然が残る素朴な島だけれど最近は中華系団体ツアーに占拠されつつある「ディナワン島」など、あまり日本人観光客に利用されていない島もあります。

以上、コタキナバルから日帰りで行けるおすすめのアイランドスポットをご紹介しましたが、気軽に行ける国立公園の島を制覇するも良し、ツアーでプライベートビーチをのんびり楽しむも良し。ぜひいろいろな島に足を伸ばしてお気に入りの一島を見つけてくださいね。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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