声かけには2種類ある?
「声かけ」事案、不審者の事例といったものには少なくとも2種類あると考えられます。不審者による声かけには「何年生?」「どこの小学校?」といったような訊かれた側の答えを要求するものは危険と判断されると考えておきましょう。そもそも見知らぬ相手に突然、個人情報を訊くというのはおかしなことだからです。それに対して、状況に応じて「危ないよ!」「気を付けて」と、返事を必要としない、安全をうながすための言葉は問題ないと思われます。子どもからの返事はいらないけれども注意はした、ということになるでしょう。時には問題ないと思われる言葉でも不審者からの声かけとして情報が出ている場合もありますので、情報はよく読んで内容を判断するようにしましょう。
結局、どうすべき?
いざとなったら110番!
今までに子どもの一人歩きが目について気になったことがない人は、そういう環境ではないということになるでしょう。であればこそ、もしそういう状況になったらよほどのことですから、悪い事態(その子どもにも自分にとっても)を招かないためにも、「いざというときは110番通報をしよう」と心がけておきましょう。
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