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大貫勇輔『Dracula(ドラキュラ)』インタビュー!(8ページ目)

この秋、NBAバレエ団が創立20周年記念公演として『Dracula(ドラキュラ)』を上演。マイケル・ピンク振付けの話題作が、遂に日本初上陸を果たします。主演を務めるのは大貫勇輔さん。気鋭のダンサーとバレエ団の異色のタッグも見所のひとつです。ここでは、リハーサル中の大貫さんにインタビュー。作品への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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幅広いジャンルでの活躍が続いています。大貫さんにとって理想のバランスは? 今後挑戦してみたいことはありますか?

ph

 

大貫>今の状況に映像が入ってくれたらベストですね。ダンスや芝居の舞台があって、ミュージカルがあって、エンターテインメントなショーがあって、たまに海外で踊って、そこに映像が入ってくる……、っていうのが理想。

でも今一番興味があるのは芝居。ストレートプレイに挑戦してみたい。芝居をもっと勉強したい、経験したいと思っています。実はこれまで芝居だけの作品って出たことがないんです。『もしもキミが。』は朗読劇だったし、『ドリアン・グレイ』も芝居的ではあったけどダンス公演だった。だから、ストレートプレイの舞台に立ちたくて。何かいい巡り会いがあったらやるんでしょうけど……。


大貫さんが作品に惹かれるポイント、出演への決め手となるものとは?

ph

 

大貫>面白いか、面白くないか。やりたいか、やりたくないか、という部分を一番大事にしています。“うわー、これイヤだな!”って思うことがやりたい。“うーん、これか、がんばらなきゃ……”というものをなるべくチョイスするようにしています。

逆に“面白そうだけど、たぶんこういう風になるだろうな”って自分の中でイメージできちゃうものはなるべく避けてる。今はひたすらチャレンジ。挑戦したいし、勉強させてもらっています。

どんな作品が来てもいいように、全てのことに備えておこうと思っています。いろいろなものに立ち向かえるよう、常に刃は研いでおかないといけない。おもちゃ箱みたいな人間でいたい。“あいつ今度は何やるんだろう?”なんて思ってもらえたら最高ですね(笑)。


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