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大貫勇輔『Dracula(ドラキュラ)』インタビュー!(7ページ目)

この秋、NBAバレエ団が創立20周年記念公演として『Dracula(ドラキュラ)』を上演。マイケル・ピンク振付けの話題作が、遂に日本初上陸を果たします。主演を務めるのは大貫勇輔さん。気鋭のダンサーとバレエ団の異色のタッグも見所のひとつです。ここでは、リハーサル中の大貫さんにインタビュー。作品への想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

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ゲストダンサーとして主役に迎えられた本作。
緊張やプレッシャーなどは感じますか?

ph

 

大貫>もともとあまり緊張しないし、昔からそこは変わらない部分ですね。これまで緊張した舞台といえば、『キャバレー』と『もしもキミが。』『Rock the Ballet2』のドイツ公演くらい。

ドイツは僕にとって初めての海外公演。他のメンバーは数月間ずっと世界ツアーを回っていて、そこに僕が飛び込んだ形でした。僕はずっとひとりで練習してて、前日に場当たりして、当日のゲネプロでみんな一緒に踊ってくれるのかと思っていたら、それもなくていきなり本番。他のメンバーはもうさんざんやってきてるから、ゲネプロがなかったんです。あのときは本当に緊張しましたね。

あれを経験してるから、もう大抵のことは大丈夫(笑)。『ピーターパン』のときはすごい覚悟で挑んでいたし、リハーサルも十分していたので、いい集中を持ってできました。そういう意味では、この作品もしっかり稽古できているので大丈夫な気がします。


大貫さんが目指すドラキュラ像とは?

ph

 

大貫>今は明確なものを描いているのではなく、なるようになるのかなとも思っていて……。毎日稽古を重ねていると、やっぱり少しずつ良くなってきているのを感じる。毎日沢山の気づきがある。そこで自分がドラキュラとして生きたときに起こる感覚みたいなものを刻んでいったら、自然と自分がなりたいようになっていくのかなと。だから今はあまり考えないようにしてるというか、まずは稽古に集中しようと務めています。それが結果として、ドラキュラ像につながっていくような気がする。

ドラキュラはとにかく落ち着いていなきゃダメ、熱くなっちゃダメ。そこが一番の課題ですね。力の強い生き物だから、リフトするときもキツそうにやってはいけなかったりする。一秒、二秒単位で刻んでいくような振付けなので、顔の向きひとつにしても細かいところまで全て計算しないといけない。一瞬一瞬をしっかりやらなければいけない。今は、ひとつできた、またひとつできた、と少しずつ身体に刻み込んでいるところ。そのレールに従っていけば、必然的に良くなっていくと信じています。

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