若きシェフ 寺田惠一氏
シェフは寺田惠一氏です。「ドゥ・ロアンヌ」で修業し、渡仏。帰国した後は「カンテサンス」の岸田周三氏の右腕を務め、TIRPSEがオープンするにあたり、シェフに就任することになりました。寺田氏は「料理の中にある香りの要素を大切にしている。組み合わせとして、昔からあるものを大切にしつつも、自分のこだわりをいれたい。フランス料理の枠にとらわれず、自由に作っていく」と、バランス感は重視しつつも、独創性を発揮したいという考えを持っています。
エレガントな空間
店内は余裕を持ったテーブル間隔で18席を配し、落ち着いた照明と重厚でエレガントな空間です。多くの器はオーナーである大橋氏によるオリジナル製品。福岡県の小石原焼窯元の若手陶芸家、森山寛二郎氏に依頼し、伝統技法や新しい形を追求したものです。
ディナーコース 12000円(サービス料10%)
- アールグレイをたまねぎで
- パイナップルケーキ・きびだんご
- 秋めくのサラダ
- 白いか・ブーダンノワール
- チキンライス(海南鶏飯)
- まながつお
- Paris-Brest(パリ・ブレスト)
- ラカンの鳩
- Water
- ブドウと梨とアカシアの花
- かぼちゃ・白トリュフ
そんな趣向を凝らした一皿一皿を次のページから詳しくご紹介しましょう。