住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年9月)

2014年9月の住宅ローン金利は先月に引き続き長期の固定金利が下がる傾向にあり、10年固定で1%を下回るものも出てきました。フラット35は返済期間21年以上で1.66%、20年以下で1.38%と今月も過去最低金利が更新されました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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今月は10年固定を中心に長期の固定金利のもので金利引き下げが見られました。フラット35の今月の金利は、今月も過去最低金利をさらに更新しました。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型はネット銀行で引き下げ

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年9月9日時点
201409hendo

変動金利型はソニー銀行で自己資金10%以上の場合に引き下げがありました。ネット銀行を中心に低い水準が続いています。


ソニー銀行は自己資金10%以上と10%未満の場合で金利体系を分けました。自己資金10%以上の場合には0.05%引き下げとなり、今月の金利は「変動セレクト」で0.539%です。次いでイオン銀行が0.57%、楽天銀行が最低金利で0.700%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンは変わらず0.65%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は1%を下回るものも登場

10 年固定は先月より0.05~0.1%低くなったところが目立ちました。三菱UFJ信託銀行が0.05%引き下げ、当初固定期間の引き下げ幅が大きいタイプの最低金利で0.98%と1%を切りました。次いで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.00%、住信SBIネット銀行のネット専用ローンが1.15%、Mr.住宅ローンが1.17%と引き続き低い水準が続いています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年9月9日時点
201409kotei10

10年固定の金利は先月より引き下げられる傾向に。1%切るものも登場しました。


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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