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次代を担う振付家賞受賞! 川村美紀子インタビュー(2ページ目)

二年に一度開催される振付家の登竜門・トヨタ コレオグラフィーアワード。先頃2014年度の最終審査会が開かれ、応募総数203組の中から選ばれた6名が作品を上演。川村美紀子さんが次代を担う振付家賞(優勝)及びオーディエンス賞を受賞しました。ここでは、W受賞に輝いた川村さんにインタビュー。受賞の心境と今後の活動についてお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド

川村作品ではお馴染みのキューピーが
今回も登場しましたね。

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『インナーマミー』 (C)bozzo

川村>キューピーが好きで、舞台に登場したものともともと持っていたもの。かなり大きいです。四体持ってて、今回はそのうち三体出演しました。人形は結構持ってます。いつも寝床にサチコっていうのがいて、“人形”と言ってることでセーブをかけてます(笑)。キューピーには名前は付けてないけど、初号機、二号機、三号機って呼んでます。


川村さん含めキャストは4人。
このメンバーで作品をつくろうと思ったのは何故?

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(C)bozzo

川村>トヨタではあまりひとりで踊るということは考えてなかったですね。あまり深く考えずに、“このひとがいいな”とパッと思いついて電話をかけちゃいました。

ダンサーはみんな同じ大学の知り合いです。同期とか、現役の学生もいます。楽屋で私が『ビビデバビデブー』の替え歌を卑猥な言葉でつくっていたら、同じ楽屋にいた他の出演者の方に出ていかれて……。じゃあ替え歌は辞めようということで“お下劣しりとり”を始めたら、今度は自分たちのスタッフに出ていかれたという……。そういう4人です(笑)。


打ち上げはさぞかし盛り上がったのでは?

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(C)bozzo

川村>結局あの日は三軒ハシゴしました。沖縄料理屋さんに行って、イタリアンに行って、焼き肉屋に行って、朝までずっと食べてました。お酒も大好きで、ビール、焼酎、日本酒、何でも飲みます。他のメンバーも喜んでたと思うけど、そのときは作品のことというより、自分がいま感じてること、普段感じてることを話すことが多かったです。

受賞式のときにキラキラした盾をいただいたんですけど、それをどこかに忘れてしまって……。打ち上げで行った三軒に電話をかけても、どの店もないと言う。でも実は私の思い違いで、授賞式の直後にスタッフさんに預けていたことが後でわかって、ほっとしました。


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『インナーマミー』 (C)bozzo


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