中国人のマナー(?)

ついに上海万博が始まりました。中国の行列とやらの話を聞きましたが、中国という国は生きるか死ぬかの厳しい競争社会なのだと再認識しました。あれだけの人口ですから、先進国のマナーが行き渡るのはまだまだです。恥ずかしながら私も、トイレでは個別のドア前で並ぶのではなく入り口で一列になって並ぶのだということを、オープンしたての東京ディズニーランドで学んだ記憶が蘇りました。万博やオリンピックは新興国が先進国のマナーを学ぶよい機会だとも言えるようです。先進国が名乗りを上げる以上に途上国に開催機会を提供することは世界平和のためにも効果的ですね、きっと。

狙われる水源林

中国経済の台頭は、ここであらためて述べることではありませんが、困ったのは、中国マネーの向かう先。グローバル資本が日本の山林を買っているとか。狙いは水資源。とくに中国は水事情が厳しく、お金にものを言わせて(?)山ごと買っていく例も少なくないそうです。命の根源である水源林が投機の対象となっているというのですから聞き捨てなりません。川下の都会に多く住んでいる私たちです、川上の山林の所有者たる外国資本が自国のためにコックをキュッとひねられる環境となったらどうでしょう。安心して暮らしてはいけません。

事業仕分けで無駄を見直すことも大切ですが、頭と手とお金をかけねばならない事業も洗い出して欲しいと切に願います。戦後、お米も農地も守ってきた日本政府、山林はどうだったのでしょうか。海外産の安い木材に市場を奪われて厳しい状況の山林所有者や林野業者が、海外マネーに喜んで山林を売却してしまう構図も否めません。

国の力も必要、個人の力も必要です。あなたの周りの山林や野原にも外国資本が入っているかもしれません。中国人の視察団は日本の各地を調査しているといいます。一人でも多くの人方に、水源林の実体を知っていただきたいと考えています。
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