フランス語

フランス語で気候について語ろう!(2ページ目)

「天気がいい」とか「悪い」とか一般的に天候を表す表現は、フランス語初心者の段階から眼にすることも多いですが、気候区分などを説明的に表すフランス語となると少し敷居が高いもの。今回はガイド試験にも役立つ一歩踏み込んだ気候関係のフランス語をお勉強してみましょう。

越智 三起子

執筆者:越智 三起子

フランス語ガイド

降水量について話してみよう!

pluie

イロイロな表現で「雨」を語ろう!

雨や雪と言えば、記事『えっ!今日の天気は「ぶた」に「犬」?』にもあるように、Il pleut. (イル プル/雨が降る)、Il neige. (イル ネージュ/雪が降る)という表現や la pluie(ラ プリュイ/雨)、la neige(ラ ネージュ/雪)という名詞はよくお目にかかりますね。しかし、pluvieux / pluvieuse(プリュヴュ/プリュヴュズ 雨がちな)やnival(e)(ニヴァル 雪の)といった形容詞となるとどうでしょう?すぐに出てこない方も多いのではないでしょうか?

同様に天気予報などで使われるprécipitations(プレシピタシオン/降水量)という名詞もちょっと難しい部類に入るかもしれませんが、年間降水量 les précipitations annuelles(レ プレシピタシオン アニュエル)という言い回しなどは覚えておきたいものです。annuel, annuelle(アニュエル)は、「1年間の」という意味の形容詞ですので、「平均の」という意味のmoyen, moyenne(モワイヤン/モワイエヌ)と組み合わせるとla température moyenne annuelle(ラ タンペラチュール モワイエンヌ年間平均気温)といったような表現が可能となります。

また、précipitationsは形容詞fort(e)(フォール/フォルト 強烈な)と共によく使われますので以下のような言い回しを暗記しておくといいでしょう。
  • La météo annonce de fortes précipitations pour demain.
(天気予報によれば明日は降水量が多い)
  • En hiver, les précipitations de neige sont très fortes sur les côtes de la mer.
(日本海側では冬に降雪量が非常に多い)

今回は、少し固めの表現をお勉強してみましたが、こういう表現ができるとカッコいいですね。一歩一歩頑張って覚えていきましょう!

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