暑い夏、どこにも出かけずテレビで五輪観戦という方も多いのでは? 今回は、「近代五輪の父」とよばれるPierre de Coubertin(ピエール・ド・クーベルタン)にご登場いただき、フランス語のお勉強とまいりましょう。

五輪では英語よりフランス語が強し!

histoires
オリンピックを知ってもっと楽しもう!
北京五輪の開会式を見てお気づきになられた方も多いとは思いますが、入場国のアナウンスはフランス語→英語→中国語の順番。選手入場のプラカードの表記も上からフランス語→英語→中国語の順番でした。

五輪を見ているとなんだかフランス語が聞こえるんだけど……。というあなたは、大正解。IOCの名で知られる国際オリンピック委員会は、五輪の公用語をフランス語と英語に定めており、なおかつフランス語に優先権を与えています。つまり五輪の世界では、フランス語が第一公用語というわけ。

ちなみに、IOCとは英語からのabréviation(略語)ですので、フランス語学習者ならばComité international olympiqueの略であるCIOで覚えておきましょう。

どうしてフランス語なの?

demoiselle
クーベルタン男爵の彫刻
それでは、どうして五輪ではフランス語が第一公用語なのでしょうか?それは、Pierre de Coubertin(ピエール・ド・クーベルタン)という一人のフランス人の功績によるものです。なぜか日本では語られることの少ないこのCoubertin男爵ですが、彼こそが「近代五輪の父」とよばれる現在の五輪の元を築いた第一人者。彼なくしては、CIOもdrapeau olympique(五輪旗)もなかったという忘れてはならない人物です。

また、Coubertinは数々のスポーツにまつわる名言を残した人物としても知られています。つづいては、そんな名言でフランス語のお勉強をしてみましょう。