形容詞は位置や変化形のチェックも
地形を表す名詞につく形容詞としては、「高い」という意味の
élevé(エルヴェ)や
haut(オ)、「低い」という意味の
bas(バ)など基本的なものはすぐに思い浮かぶと思いますが、形容詞ですので常にその位置や性数の一致なども気にしておくことが大切です。例えば先ほどのélevéやhautという形容詞を使って「高い山」とする場合には、montagneが女性名詞であるため、形容詞も女性形にし、montagne élvé
e(モンターニュ エルヴェ)あるいは、haut
e montagne(オト モンターニュ)としなければなりません。
日本列島を語る際に登場する、北海道、本州、四国、九州の
quatre îles (4つの島)を形容するために、
grand(グラン/大きな)もしくは
principal(プランシパル/主要な)などという形容詞をつけた場合も同様に注意が必要です。quatre
grandes îles、 quatre îles
principalesとなりますので、怪しい方は形容詞の位置と性数の一致について再度確認しておきましょう。
日本の地形にあわせて形容詞を覚えよう!
火山の多い日本
形容詞の性数一致などの文法規則を確認したら、今度は日本の地形の特徴を示す形容詞をどんどんピックアップしていきましょう。例えば、日本のles côtesは変化に富んでいるので、形容詞
varié(ヴァリエ)をつけて
les côtes variées(変化に富んだ海岸)と覚えておきます。また、日本は山や火山が多いので
montagneux(モンタニュ/山の多い)や
volcanique(ヴォルカニック/火山の)などという形容詞も必須です。
le volcan(ル ヴォルカン/火山)に関しては、桜島などの
le volcan actif (ル ヴォルカンアクティフ/活火山)や le mont Fujiに代表される
le volcan endormi(ル ヴォルカン アンドルミ/休火山)という言い回しも関連語として覚えておきたいですね。
このように一つ一つ関連づけて覚えていけば、いざという時にも心強いはずです。日本についての知識も深めつつ、楽しんでフランス語のお勉強を続けてください!