20代は運動ダイエットよりも食事ダイエット!
20代は代謝が良いという嬉しい点がありますが、反対に全ての年代の中で最も食生活が乱れやすい、という事が言えます。実際にガイドが運営するダイエット個別指導においても、20代は朝食の欠食率が圧倒的に高く、食事回数が少なかったり、食事を摂る時間が不規則だったり、外食頻度が他の年代と比べて圧倒的に高い、という傾向がはっきりと見られます。その要因となっているのが、自由に使えるお金が増えること、未婚率が高いこと、一人暮らしを始めること、主にこの3つにあります。一人暮らしや未婚の場合、自炊をする必要性が低いためです。また、多少不規則な生活をしていても代謝が良いので太りにくい=危機感に迫られない、ということも、食事内容が習慣的に不規則になる要素となっています。20代は食生活が乱れやすい、という特徴を踏まえると、運動よりもまずは食事内容を改善してダイエットに取り組むのが先決と言えるでしょう。
20代がやってはいけない食事ダイエットとは?
それは、極端な糖質制限やカロリー制限です。この年代は代謝も良くダイエットの結果を出しやすいため、食事制限の効果を出しやすいのは確かですが、年々代謝が低下すると共に食事制限の効果が表れにくくなります。そうすると、「食べたいのに我慢しているストレス」と「食べていないのに痩せないストレス」が掛け合わされ、爆発したかのように暴食をしてしまいます。実際に、この年代は制限系ダイエットに取り組む割合が高い特徴があり、さらに、年齢が上がるにつれて制限ダイエット後の暴食に悩む人が多くなります。制限ダイエットと暴食を繰り返すと、セルライトがたまりやすくなるばかりか、ストレスにより自律神経やホルモンバランスを崩し、太りやすく痩せにくい体質になってしまいます。20代のおすすめ食事ダイエット方法
巷で様々なダイエット方法が流行っていますが、根本的に食生活が乱れている20代は、そのようなテクニックを取り入れるよりも、まずは基本的な事から徹底するのがダイエットの近道と言えます。・朝食を食べる
・1日3食規則的に食事をする
・寝る4時間前までに夕食を終える
・主食に偏った食事をしない
※一人暮らしや未婚者は、手軽に食べられるパンや麺類、丼ものを食べる頻度が高いことがわかっています。
お金を自由に使えるようになったり、恋活、婚活、結婚式などの機会が多く最もダイエットに力を入れる年代が20代です。しかし同時に、極端なダイエット方法で返って太りやすい体質になってしまったり、セルライトがつきやすくなったりと体質が変わってしまうのもこの年代の特徴です。また、「私は太らないから大丈夫」という人でも、今の食生活を続けていると、30代、40代になって10~20kg近く体重が一気に増えてしまうこともあります。20代のうちに食生活を改善しておけば、生涯に渡り体重をコントロールしやすくなります。まずは、運動よりも食生活の見直しから始めてみましょう。食事に関するダイエットのヒントを下記に関連記事としてまとめましたので、ぜひそちらもご参考にして頂ければと思います。
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