ハレルヤ・ハリケーン
ハワイの方で誕生したハリケーンがこっちに近づいてきて台風になった「ジュヌヴィーブ」がニュースになり、いろんな人がTwitterで「熟年の女装みたいな…」「不思議な動き…」とつぶやいていましたが(そうです。ゴトウの女装名はジュヌヴィエーヴ。先日『祝祝アニバーサリー』で紹介されたCampy!(20周年おめでとうございます!)の前身、Upper Campの一員でした)、台風、本当に大型化してますよね…今年は「かつてないほどの豪雨」が連発しています(被害に遭われた方たちにお見舞い申し上げます)。かく言うゴトウも昨年、札幌のパレードに出かけ、台風のおかげで2日間足止めをくらいました。日本がすでに熱帯化してるんじゃないか…と思う今日この頃です。地球が怒っている。そんな気がします。この話の流れで語るには不謹慎かもしれませんが、台風といえば、「台風の日はゲイバーやイベントが妙に混む」というジンクスがあります。実際、東京が台風に見舞われた10日(日)も、日曜はいつも閑散としてるのに、二丁目のイベントは激混みでしたし、某店のマスターも「あまりにお客さんが多くて帰ってもらった方もいたくらい」と話していました。ゴトウは低気圧に弱い体質なので(お腹が痛くなっちゃうんです)理由がさっぱりわからないのですが…。そういえば、パレードとか、ゲイが大勢集まるイベントのときって「たとえ台風が来ててもその瞬間は晴れる」というジンクスもありますね。これも何か関係があるのかもしれません。「二丁目の七不思議」の一つに数えられるかも?
もう1つ、完全に個人的な話なのですが、10日(日)にゲイのプールイベントが予定されていて、去年あまりに楽しかったので、ずっと開催を楽しみにしていたのですが、どうやら台風が来そうだ…というニュースにひどく落ち込んでいました。なんとかそれてくれないかな…と願いながら、台風情報をチェックしてはため息をつく日々。思いあまって主催者の方に聞いてみると「前日に決定して発表するけど、日曜は中止にして17日(日)に順延するかも」とのお答えをいただき…「その日はレインボー祭りがあって、その後、ぼく主催のイベント(そうなんです。どんなイベントかはヒミツ)もあって…」と思ったのですが、何も言わず。半ばあきらめていました…。で、いざ発表されたら「16日(土)に順延」となっていて、「よかった、土曜なら行ける!」と感激したのでした。主催者さん、ありがとう! 神様ありがとう! ハレルヤ!
さて、見出しの『ハレルヤ・ハリケーン』ですが、80年代の『It's Raining Men』という歌の邦題です(40代以上のゲイの方ならきっとご存じですよね)。ウェザー・ガールズの二人が巨体を揺らしながら「空から男が降って来るの!ハレルヤ!」とパワフルに歌うこの曲は、ゲイ・ディスコの名曲中の名曲で、世界的にも大ヒットしました。ゴトウはけっこう、台風のときにこの『ハレルヤ・ハリケーン』を思い出し、YoutubeでPVを観てみたりします(何度観ても素敵なんです)