世界に名立たる「カールスバーグ」

カールスバーグ

日本でもおなじみのカールスバーグ。日本ではサントリーが1986年にライセンス生産・販売をスタート

人魚姫の像

人魚姫の像を贈ったのもカールスバーグ社

デンマークといえば、世界中で愛飲されている有名ビール、「カールスバーグ」の生まれ故郷。首都コペンハーゲンの空港には、カールスバーグのバーもあり、まさに国を代表するビールブランドです。

カールスバーグ社の歴史は古く、1847年にJ.C.ヤコブセンがコペンハーゲンに設立。社名を冠したビールブランド「カールスバーグ」はデンマーク王室御用達ビールでもあり、ロゴと共に王冠のマークがついているのもそのため。現在では世界140以上の市場で販売されています。

カールスバーグの原料は、厳選した麦芽100%、1883年に開発されたオリジナル酵母。そしてアロマホップの一部もカールスバーグオリジナルのものが使われています。ピルスナータイプで飲みやすく、ほどよい苦味とスッキリ感が特徴。日本人にも飲みなれた味わいで、デンマーク名物のスモーブロー(オープンサンドイッチ)とも相性抜群! アルコール度数は5%。他にアルコール度数が9%と高めの「カールスバーグ スペシャルブリュー」という商品もあります。ちなみにカールスバーグはデンマーク語では「カールスベア」と発音します。

意外に知られていないかもしれませんが、コペンハーゲンの有名な観光スポットである「人魚姫の像」を贈ったのも、実はカールスバーグ社。また、ニュー・カールスベア美術館を建てるなど、芸術のサポートにも積極的な一面もあります。現地にある工場では、ビールの試飲もできる見学ツアーがおこなわれているので、本場で出来立てのビールを味わってみるのもいいですね!

 

デンマークはビールが安い!

ニューハウンの街並

アンデルセンが愛したという港町ニューハウンの街並み。夏は観光にもビールを飲むにもぴったり!

カールスバーグを生んだ土地とあって、当然ビール好きなお国柄です。最近はビールの消費量が減りつつありますが、一人あたりの平均は62.1リットル。日本の45.5リットルと比べると、およそ1.36倍です(出典:「キリンビール大学」レポート/2012年 世界主要国のビール消費量)。

北欧というと、物価が高いことで有名ですが、デンマークのビールは例外。スーパーならビール1缶100円前後。ブランドによって値段にばらつきがあり、もっと安いものもあれば、もう少し高いものもありますが、いずれにせよ他の北欧諸国に比べれば、かなりリーズナブルです。ちなみにビールなどのアルコールは、スーパーやコンビニで簡単に買えますが、購入できるのは10:00~20:00の間だけなのでご注意を!

最近は地ビールもブーム!

カールスバーグ社のビールブランドとしては、「カールスバーグ」の他に「ツボルグ」も有名。また、同社では高級路線の「ヤコブセン」というブランドも手掛けています。

そして、最近のデンマークでは地ビールがブーム。マイクロブルーワリー(小規模な醸造所)も増え、ピルスナー以外にもいろいろなビールが楽しめるようになってきました。かつてのカールスバーグの工場跡地で開催されている毎年恒例のビール祭り「コペンハーゲン・ビール・フェスティバル」は、国内外のビールを一度にいろいろ試すチャンス。また、デンマークでは「クリスマスビール」や「イースタービール」といった季節限定のビールも人気なので、タイミングが合えばぜひチェックしてみては?

デンマークには「ヒュッゲ」という独特の言葉があります。意味は「居心地の良い」というニュアンス。デンマークの人たちのヒュッゲには、ビールも欠かせません。ぜひ本場で、ヒュッゲな時間を過ごしてみてください。スコール!(乾杯!)。

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