モデル二スモ建築って何?

カタルーニャ音楽堂

ガウディと同時期に活躍したモンタネールが設計したカタルーニャ音楽堂

モデル二スモ建築とは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、バルセロナを中心とするブルジョア階級の間で人気を博した建築物。富を誇示するための華やかな装飾が特徴で、当時のお金持ちの間では、モデル二スモ建築の邸宅を建てることが流行でした。

バルセロナには、そんな豪華な建築物が大切に残されています。その多くはユネスコの世界遺産にも指定されています。ずっと記憶に残るような素敵な建築物を回る観光も楽しいでしょう。おすすめの1日プランを紹介します。

サグラダファミリア 9時

サグファミ

2026年完成予定。日々変化する聖堂の様子を見よう

アントニ・ガウディが設計したなんと200年以上も建設中の大教会。これを見て感動しない人ないないかも。2つのファサード(門)に施された多くの彫刻でキリストの生涯を表しています。森に見立てた独特の雰囲気の聖堂内も圧巻。

人気の観光スポットでチケット売り場は長い行列ができます。前売りを購入しないなら、絶対に朝一に見学しましょう。サグラダファミリアの詳しい記事はこちら>>>サグラダファミリア

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Sagrada Familoia (サグラダファミリア)
住所:Mallorca 401
TEL:(34)93 5132060
開館時間:9:00~18:00(4~9月は~20:00、1月1日、6日は~14:00)
閉館日:なし
入館料:18ユーロ(塔に上るならオーディオガイド付き35ユーロ)
アクセス:地下鉄2、5号線サグラダファミリア徒歩1分


サンパウ病院 10時30分

サンパウ

2014年春に改装が完了したばかり。ピカピカの建物内も見物の価値あり

サンパウ病院はサグラダファミリアから徒歩5、6分のところにある世界唯一のモデル二スモ建築の病院です。これは、リュイス・ドメネク・イ・モンタネールの作品。まさか病院とは思えない豪邸のような建物です。広大な敷地の中に10以上もの棟が点在。そのどれもが破砕タイルや彫刻で彩られた美しいものです。

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Hospital de la Santa Creu i Sant Pau(サンパウ病院)
住所:Sant Antoni Maria Claret 167
TEL:(34)93 5537801
開館時間:10:00~18:30(日・祝14:30) (11~3月は~16:30)
閉館日:1月1、6日、12月25、26日
入館料:13ユーロ
サグラダファミリアからのアクセス:アベニーダ・ガウディ通りを徒歩約5分

カサミラ 11時30分

ミら

屋上は雨の日は立ち入り禁止に。晴れの日に楽しもう

モデル二スモ建築が軒を並べるゴールデン地帯、パセジ・デ・グラシア通りに出ましょう。ブランド物のショップが集まる”バルセロナのシャンゼリゼ”と呼ばれる通りらしく、それにふさわしい由緒ある建築物が多いです。

カサミラは、アントニ・ガウディが実業家ミラ氏の依頼で建てた集合住宅。波打つような石造りの大きな建物で、兜のような煙突がある屋上が目立ちます。なんと現在もまだ借家として住んでいる人たちがいます。館内には家具を飾った当時の住宅を再現したスペースや、ガウディについての博物館もあります。屋上に上るなら、それらも含めて見学してみましょう。急いでいる方は外観だけ見ても十分楽しめます。(現在外観の壁の清掃中で、建物全体に覆いがしてあります。2014年いっぱいは続くそうです)

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Casa Milà (カサミラ)
住所:Provença 261-265
TEL:(34) 901 2902138
開館時間:9:00~20:00 (11月3日~3月2日は~18:30)
閉館日:12月25日、1月14~19日
入館料:22ユーロ
サンパウ病院からのアクセス:地下鉄5号線サンパウ/ドスデマッジ駅乗車約7分ディアゴナル駅下車徒歩3分


カサバトリョ 12時

バトリョ

夜の建築物はイルミネーションが施されて別の美しさがある

カサミラから徒歩で約5分。ほどなくたどり着くのがカサバトリョです。同じくパセジ・デ・グラシア通りにあります。

大きな出窓と鱗のようなタイル張りの屋根がユニークな建築物。こちらはアントニ・ガウディがリフォームを担当した作品です。屋根のタイルや壁の装飾の破砕タイルやガラスなど、全てリサイクル品だとか。大きな出窓の印象から「あくびの家」「骨の家」などとも言われます。

日本語オーディオガイドもあり、かなり詳しい説明が聞けるので、建築物の細部に興味がある人は、内観も見学してみましょう。

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Casa Batlló (カサバトリョ)
住所:Passeig de Gràcia43
TEL:(34)93 2160306
開館時間:9:00~21:00
閉館日:なし
入館料:23.50ユーロ
カサミラからのアクセス:パセジ・デ・グラシア通りを徒歩5分

カサアマトリェー 12時15分

アマトリェー

隣のカサバトリョを意識して作られたと言われる

カサバトリョの隣にある三角屋根の建築物。ガウディ、モンタネールと並ぶモデル二スモ建築3大巨匠の1人、ジョセップ・プッチ・イ・カダファルクが設計しました。館内には多くの歴史的な蔵書と写真を保管している図書館などがありますが、現在はガイドツアーでのみ館内の見学ができます。

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Casa Amatller (カサアマトリェー)
住所:Passeig de Gràcia 41
TEL:(34)93 2160175
開館時間: 10:00~18?00
入館料:14ユーロ
カサミラからのアクセス:隣に立地


カサリェオモレラ 12時40分

モレラ

ガイドツアーは最近始まったばかりで、以前は内部の見学はできなかった

上の2つと同じくパセジ・デ・グラシア通りにある建築物。1906年に完成したリュイス・ドメネク・イ・モンタネールの作品です。元は1864年に建築された建物で、モンタネールが依頼されて、リフォームをしました。

王冠を乗せたような屋上が印象的なエレガントな建築物で1階にはスペインブランドのロエベがあります。館内の彫刻、ステンドガラス、モザイクなどの装飾には、様々な当時の有名な職人が携わりました。館内はガイドツアーでのみ見学可能です。(2017年1月現在修復工事のため内部の見学はできません)

このあたりでランチタイムを入れてはどうでしょう?パセジ・デ・グラシア通り付近には飲食店も多いです。

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Casa Lleó Morera (カサリェオモレラ)
住所:Passeig de Gràcia 35
TEL:(34)93 6762733
開館時間:修復工事のため見学は行われていない
カサアマトリェーからのアクセス:パセジ・デ・グラシア通りを徒歩5分


カタルーニャ音楽堂 15時

音楽堂

オペラやコンサートの公演も行われている

こちらもモンタネールが設計し、1905年~1908年にかけて建設されたミュージックホール。彫刻やモザイクで派手に装飾されたとても目立つ外観の建築物です。コンサートホールの天窓は自然光が入るように美しいステンドガラスで作られています。ステージを飾る彫刻も素晴らしく、一歩足を踏み入れるだけで優雅な気持ちになるでしょう。内観はガイドツアーでのみ見学可能です。詳しい記事はこちら>>>バルセロナの世界遺産

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Palau de la mùsica Catalana (カタルーニャ音楽堂)
住所:Palau de la Mùsica 4-6
TEL:(34)93 2957200
開館時間:10:00~15:30(イースターと7月は~18:30、8月は9:00~20:00)
閉館日:なし
入館料:18ユーロ
カサリェオモレラからのアクセス:地下鉄4号線パセジ・デ・グラシア駅乗車約5分ジャウマ・プリメール駅下車徒歩5分)

グエル公園 16時30分

最後は街の中心から少し外れたところにあるグエル公園へ。パトロンのグエル氏の依頼の下、ガウディが設計したイギリス風住宅地です。住宅が思うように売れず、結局公園になってしまいました。広場は人間の体の構造まで調べて座りやすく作られた波打つベンチに囲まれており、そこから夕焼けの街を見下ろしてみましょう。列柱ホールの天井のモザイクは、ガウディの協力者として活躍したジョセップ・マリア・ジュジョールの作品。ガウディが暮らした家もあります。細部までお見逃しなく。

<DATA>
Park Güell (グエル公園)
住所:Carrer d'Olot s/n
TEL:(34)93 4091831
開館時間:8:00~21:00(3月24日~4月30日は~20:00、10月27日~3月23日は8:30~18:00)
閉館日:なし
入館料:8ユーロ
カタルーニャ音楽堂からのアクセス:地下鉄4号線ジャウマ・プリメール駅乗車5分、パセジ・デ・グラシア駅で3号線に乗り換え、レセップス駅から徒歩15分


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