サラベスさんの好きな料理
前菜やサイドメニューはワインをのみながらあれこれつまむのが楽しそうです。たとえばミニチュアサイズの「帆立貝のエッグベネディクト」(1500円)。半熟のウズラの卵の下はふっくら焼けた帆立とクリスピーな厚切りのベーコンで、オランデーズソースがトロリ。その下は小さく型抜きしたパンです。帆立貝のエッグベネディクト
サラベスさんのおすすめは、じっくりとローストしたビーツに、おなじくビーツの葉でつくったソースとリコッタチーズを添えた「ローストビーツ、グリーンペストとリコッタ」。そしてリボン状に切ったズッキーニにペコリーノ、レモン、ミントを和えた「ズッキーニとペコリーノチーズのシンプルサラダ、レモンの香り」(各1200円)。
「でも、ここのメニューはすべて私好みの味付け、自分が食べたいものばかりです」と彼女は言います。
ローストカリフラワー キャロットロメスコ
毎日食べてもいいような、野菜の旨味を感じる料理が目立つと思ったら、サラベスさんは野菜好き。「ローストカリフラワー キャロットロメスコ」(600円)は、じっくりとローストしたカリフラワーをナッツ入りのコクのあるロメスコソースで合えています。ロメスコソースというのは、普通はトマトでつくるそうですが、ここではニンジン。ニンジンナッツソースといったところです。
サーモンポワレ
メイン料理の「サーモンポワレ」(2000円)は皮はパリっと香ばしくも、中はやわらかくミディアムに焼かれたサーモンにシェリーソース。甘味のあるプチトマトが数種類にズッキーニが美しい一皿でした。
パンはお替わりできる
メイン料理を頼むと300円でパンが付けられて、カンパーニュ、エクメック(ハチミツ入りのほんのり甘めのパン)、パンオノアなど数種がお替わり自由です。