カナダ/ビクトリア(カナダ)

英国情緒あふれるビクトリアの季節・気候・旅の服装

1年を通したビクトリアの季節、気候、旅の服装をご紹介します。旅のプランニング、準備にどうぞ!

執筆者:下村 猛

ビクトリアの観光シーズン

冬のブッチャートガーデンはイルミネーションで彩られる。 (C) Tourism Victoria

冬のブッチャートガーデンはイルミネーションで彩られる。 (C) Tourism Victoria

花の町、ガーデンシティーの異名を持つこの街では、やはり花が咲き始め、本格的な春の訪れを迎える4月から秋本番の10月中旬までが観光のピーク。特に 5~9月は世界中から観光客が集まり、町は大変にぎやかに。ただし、この時期はホテルの料金も高く、最も安い11~3月までの閑散期の倍になります。

冬は花も少なく見どころも限られますが、12月から1月上旬のブッチャートガーデンのイルミネーションは大変有名! デラックスホテルでのんびりする、アフタヌーンティーを楽しむ、博物館を見学する……など目的を明確にすれば、ホテルの料金も割安なので、クリスマス時期のビクトリアは狙い目です。

ビクトリアの気候・服装

ビクトリアの自慢はカナダで最も過ごしやすい気候 (C) Tourism Victoria

ビクトリアの自慢はカナダで最も過ごしやすい気候 (C) Tourism Victoria

バンクーバーに地理的に近いため、非常に似通った気候。夏は30度を越えるような日はほとんどなく、冬は雪はほとんど降らないけれど雨が多いというのもバンクーバーの気候とほぼ同じ。ただし、年間を通じバンクーバーよりも晴天率、平均気温ともに高いため、カナダ国内では最も過ごしやすい場所として知られています。この温暖な気候はリタイア後に過ごす場所として、カナダで一番人気を集めているほど。1年の気候の特徴は以下の通りです。

■春(4月から5月下旬)

3月になると桜が咲き始め春の訪れを感じさせますが、気温が10度を超える日は少なく、本格的な春の訪れは4月。5月下旬までは春らしい穏やかな日が多くなります。気温の変動が激しい時期なので、4月といえど冬の装いが必要になる日もあります。

■夏(5月下旬から9月上旬)
5月下旬から6月になると、夏のアクティビティも始まり、初夏のさわやかな日が続きます。本格的な夏は7月から8月。晴天率も高く最高気温が25度前後と、暖かい日が続き、日によっては30度を越えることも。ただし、夜は気温が10度を下回ることもあるので、真夏の旅行でも上に羽織るものは必ず持参しましょう。

■秋(9月上旬から10月)
9月に入ると木々も色づき始め、秋めいてきます。10月に入ると最高気温が15度を下回ることも多く、そろそろ冬の装いも必要になります。

■冬(11月から3月)
バンクーバーと同様に11月になると冷たい雨が降り始め、冬が始まります。雪が降ることは多くありませんがこうした冬は3月まで続きます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます