授業の進み具合は早くないが深い

最上位クラスには知的好奇心に溢れ、知恵を振り絞って答えを出したり、個性的な着想を披露したりするのが大好きな生徒が多いです。

最上位クラスには知的好奇心に溢れ、知恵を振り絞って答えを出したり、個性的な着想を披露したりするのが大好きな生徒が多いです。

トップレベルの学校に合格するための選抜最上位クラスの授業進度は相当早いように思われるかもしれませんが、じつはその他のクラスとほとんど変わりません。ひとつの理由としては進度を早めすぎてしまうと、成績が上がってきた他クラスの生徒や新たに入塾テストを受けて高い点数を取った新規生が入ってきても授業についていけなくなってしまうからです。ただ、それは運営上の問題。授業の進度が決して早くはないもっと大きな理由は授業内容にあります。

最上位クラスがその他のクラスと何が違うのかと言うと、学習内容の深さが違うのです。ひとつの単元を掘り下げ、入試でどのように出題されるかが解説されます。また、生徒の思考を深めるために「なぜそうなるのか」を考えさせる時間が多く取られます。中学入試でも高校入試でも、難関校になればなるほど表面的な知識よりも思考力、発想力が問われることが多くなります。思考力、発想力を鍛えることに主眼が置かれた授業が展開されるのが最上位クラスいちばんの特徴です。

授業は厳しいというよりも明るい雰囲気

難関校合格をめざすクラスの授業は明るい活気に満ちています。最上位クラスの生徒は知的好奇心に溢れ、知恵を振り絞って答えを出したり、個性的な着想を披露したりするのがたまらなく好きなのです。講師の話を受動的に大人しく聞いているただマジメな集団というイメージとはずいぶん違います。講師が厳しくしなくても生徒のモチベーションが高く、授業中に講師が発問すれば、我先にと手を上げて答えようとする生徒がたくさん集まっています。

個性的な講師に個性的な生徒たち

トップクラスに通う生徒ほど授業満足度が高い傾向にあります。講師が個性全開の授業を展開することが多いのが特色です。塾講師の世界には「五者訓」と言って、よき講師とは「学者・役者・易者・芸者・医者」という五者の役割を果たすものだという有名な教えがあります。この「五者」の中で授業を受けてすぐにわかるのが「芸者」の役割。ときには歌ったり踊ってみせたりすることで教室を沸かせるようなタイプが多く、いわゆる「キャラ立ち」している個性的な講師が多いです。

また、個性的なのは講師だけではありません。生徒たちも、「博士」とあだ名がつけられるほど算数が得意な子や、大人顔負けの国語の記述問題の答えを作成してくる子、戦国時代だけなら講師よりも詳しい「歴史オタク」がいたりなど、トップ校を狙うクラスの生徒はどこの塾でも共通して個性的です。

卒塾後も関係が続くことが多い

トップ校をめざすクラスの塾友(じゅくとも)は、卒塾後も関係が続くことが多いです。トップ校を志望している生徒は間違いなく学校でトップかそれに近い成績の生徒です。学校では友人だけでなく先生からも一目置かれる存在であるだけに、表面的には周囲と仲良くしてもどこか物足りなさを感じていることが多いようです。

ところが塾であれば同じような思いを抱きながら、高い目標に向かって切磋琢磨できるクラスメートがたくさんいるわけです。受験学年になれば毎日顔をつきあわせ、季節講習会では1日中過ごすことになります。そのようにして受験に向かう期間を過ごした塾友はある種の「戦友」となり、受験が終わって塾を卒業した後も関係が続くことが多いです。その後彼らは官僚や大学の研究職、医者に弁護士、大手企業の幹部候補として活躍していくわけですが、塾時代の絆は強いようで、社会人になってからも強固な人脈になっているというのもトップ校をめざすクラスの大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

さて、いかがでしたでしょうか。難関校合格をめざすのなら臆せずにぜひ積極的に塾に訪れ、入塾テストを受けてトップクラスに入れるかどうかを確認してみてください。
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