ブエノスアイレスから少し足を伸ばして日帰り旅行

ルハンの大聖堂はアルゼンチンの聖地のひとつundefined写真提供:Max Elbo (日々 en Bs.As. → メキシコ)

ルハンの大聖堂はアルゼンチンの聖地のひとつ 写真提供:Max Elbo (日々 en Bs.As. → メキシコ

ブエノスアイレスは大きな町ですし、観光や買い物などに飽きることのない場所です。でも、少し長めの滞在だったら、ちょっと違うところに行ってみたいなあと思う方もいるでしょう。そんな時、日帰り旅行はいかがでしょうか。

アルゼンチンは、世界で8番目に広い大国ですから、気軽にあちこち行けるわけではありません。でも、ちょっとした見どころのある町なら、ブエノスアイレスからも日帰りで行ける場所がいくつかあります。今回は、そんな近郊の町から、ティグレとルハンを紹介しましょう。

川辺のリゾート地ティグレ

水上散歩が楽しいティグレの町undefined写真提供:こけしのアルゼンチン移住生活

水上散歩が楽しいティグレの町 写真提供:こけしのアルゼンチン移住生活

ブエノスアイレスの北西30kmほどに位置するティグレは、パラナ川の河口のデルタ地帯に位置する町。富裕層の別荘地がたくさんあることでも知られていますが、実際には気軽に訪れるリゾート地として、ブエノスアイレスの住民たちからも人気があります。川の町だけに、ボートに乗って遊覧したり、カヌーやレガッタといった水辺のアクティビティも充実。たんに川べりを散策するだけでも心が癒されることでしょう。ホテルや土産物店などもたくさんあり、日帰りでなく1泊しても楽しめます。

ティグレの観光スポットで有名なのが、ティグレ美術館。古典から現代美術まで、様々な芸術品が多数集められているので、アート好きな方は要チェックです。また、20世紀初頭に建てられたルネッサンス様式の建築自体も芸術作品として一見の価値があります。町中にもこういった歴史的な建物がいくつか残っているので、探索してみるのもいいかもしれません。

ティグレへは、列車の利用が便利。ブエノスアイレスのレティーロ駅からミトレ線に乗って、ティグレ駅まで。所要時間は約1時間15分です。

大聖堂と動物園の町ルハン

ルハン動物園は、世界でも珍しい猛獣と触れ合えるスポットundefined写真提供:Meet Source Trip

ルハン動物園は、世界でも珍しい猛獣と触れ合えるスポット 写真提供:Meet Source Trip

ブエノスアイレスの西に向かって60km強進むと、ルハンに到着します。この町最大のシンボルは、なんといってもルハン聖母大聖堂でしょう。19世紀末から50年ほどの年月をかけて建てられたネオゴシック建築は、高さ100mを超えるアルゼンチン有数の歴史的モニュメントのひとつに数えられます。また、ここに納められているサンタ・マリア像は、敬虔なクリスチャンにとってとても重要な信仰の対象。毎年10月に、ブエノスアイレスから徒歩で巡礼するというイベントも行われています。この大聖堂の近辺はコロニアル風の町並みが残っているので、古き良き時代の雰囲気を楽しみながら散歩してみるのも、ルハンならではの過ごし方といっていいでしょう。

もうひとつ、ルハンで忘れてならないのは動物園。「わざわざアルゼンチンに来てまで動物園?」と思う方も多いかもしれませんが、ここだけは特別です。なんといっても、トラやライオンといった猛獣と直に戯れることが出来るのですから。ちまたでは「世界一危険な動物園」という触れ込みで話題になっているらしく、ふだん檻の外から眺めているだけの動物たちと抱き合ったり、ミルクをあげたりすることが出来ることで人気を呼んでいます。なぜ安全かというと、赤ちゃんの頃から犬と一緒に生活させているためだそうですが、そのあたりは自己責任ですので、くれぐれもお気を付けください。

ルハンへは、バスでの移動が便利。混み具合にもよりますが、所要時間は1時間半から2時間程度。オンセ駅から列車も出ていますが、駅周辺はやや治安も悪いので、利用する場合はくれぐれも注意してください。
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