<物件見学レポート>
特色2: 運河沿いに建つ超高層の長期優良住宅
このマンションは運河沿いに45度振って建てられていて、水辺の生活という魅力も大きいでしょう。運河に面した南東側は、将来も環境の変化はありません。運河沿いの遊歩道が整備されていて、ベンチでくつろぐ人を見かけました。敷地が広いですし、交通騒音の心配はないでしょう。運河沿いの遊歩道
東隣に同程度の高さのマンションが建設予定です。北側には現在空地がありますが、商業施設の建設用地になっており、30階程度のオフィス商業ビルが建つそうです。運河沿いだけに津波を考えますが、防潮護岸があり4.6mまでは防護されています。
運河からみた景色
免震構造で、防振ゴムやオイルダンパーにより揺れを小さくする構造になっています。長期優良住宅の認定を受けた建物や敷地のインフラは問題なさそうですが、敷地の一部は地震の時に液状化を起こす可能性があります。
<物件見学レポート>
特色3:目新しさはないがバリエーション豊富なプラン
1LDKから4LDKまで多くのプランがあり、整った形の部屋がほとんどです。最上階はプレミアム住戸となりますが、それ以外は70平米代のプランが中心となります。平均坪単価は290万円/坪程度で、隣のクロノレジデンスより多少高い設定です。工事中のザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス
多くは自己使用ですが、一部の小さいタイプは投資用としても購入されているそうです。日本人だけではなく中国やシンガポールなど、広くアジアからの買い手が増えているとのことです。
運河に面した住戸の眺望、日当たり、将来の環境変化が無いことは大きな魅力でしょう。プラン自体は特に目新しいところは無く、仕上げ仕様も一般的ですがスケルトンインフィルなのは特筆すべき点かもしれません。おおがかりなリフォーム工事がしやすい構造は、利用価値を低下させないための条件といえるでしょう。
運河対岸の眺望
リビングの天井は2.7m、バルコニーに面したサッシも約2.2mと高く、解放感を出す工夫がなされています。平均的間取りではリビングが10から14畳、主寝室が6から8畳程度です。都市型マンションなので広さはある程度は我慢、ということになってしまいます。