話したい方か、不慣れな方か、瞬時に見極め必要
ゆるめるモ!:「あなたのハートをゆるめに来ました~」というキャッチフレーズ通りのゆるいキャラと、とニューウェーブな音楽性で人気。5月21日に新譜「Electric Sukiyaki Girls」を発売。7月にはフルアルバム、8月には恵比寿リキッドルームでのワンマンを控える。
――アイドルになることで、大変なことのひとつが握手だったり、チェキだったりのいわゆる「接触」だと思うんですよ。特に最初はどう対応していいかわからないと思うし。
ゆみこーん(以下、ゆ)「最初チェキはビビりましたね。どう撮っていいかわからないですよ。相手とどういう距離感で写真撮れば良いのかとか。あと『落書きして』って言われても何を書いて良いのかわからないとか。そこが一番困ったかなあ」
――研究とかしました?
ゆ「ツイッターとかで、他のアイドルさんとのチェキを上げてる人いるじゃないですか。それを見て『他のアイドルさんはこういうの書いてるんだ』って勉強しました。『今日もありがとう』とか『また来てね』とか、今考えれば普通なことだったと思うんですけど、当時は何を書いていいのか全くわからなかったので、事務的に日付と場所だけで終わってましたね」
ももぴ(以下、も)「わたしは全然抵抗とかなかったですね」
――ももぴはアイドルの前、女優もやってたんですよね。そのころに経験はあったんですか?
も「握手会とかはやったことあるんですけど、チェキとかは初めてで。でも5秒くらいで適応しました(笑)」
けちょん(以下、け)「わたしはチェキとかはメイドの時とかあったから、結構普通。握手会も特に。『握手しよっ』くらいな感じで」
――テクニックっていうと言い方悪いですけど、大事なことってありますか?
ゆ「握手会は隣のメンバーと近いので、声を張り上げないとダメなんです。声を張り上げて会話をするので、単純に握手会が終わったあとは喉が…」
――しかもライブ後とかですからね。そりゃ喉がキツイわっていう。
写真は5月19日に新宿タワーレコードで行われたインストアイベントより。
この日「生きろ!!」「私の話、これでおしまい」など新曲中心でミニライブを行いました。
――会話の内容とかそんなに困らないですか? 皆積極的に喋ってくる相手ばかりじゃないでしょうし。
ゆ「お相手が自分から話したい方なのか、どっちかというと不慣れな方なのか、まず瞬時に見極める必要があるんです。話してくるタイプの方ならこっちが答えればいいですけど、話さないタイプだとライブの感想とか何で興味持ったかとか、こっちから話題をふっていきますね」
も「わたしは話す内容は全然気にならないんですけど、会ったかどうかを覚えるのが遅いんですよ。『初めまして』って言うべきなのかどうか。困ったら『こんにちは!』みたいな」
け「わたしもももぴが言ったように覚えられなくて、『3回来たら覚えるよ』っていつも言っちゃいます」
――下手すると一週間でのべ1000人くらい握手することもあると思うんですよ。実際3回で覚えられます?
け「覚えます。顔だけわかるとか、名前だけ覚えてるとか」
も「わたしは人によるなあ」
ゆ「1日に100人くらいお会いするので、握手会に3回来てもわかる……とはちょっと言えないかも(笑)。でも強烈な会話とかは覚えますね。言い方は悪いですけど、『アルバム聴きました、凄く良い曲ですね』って言ってもらえるのは嬉しいし、励みになるんですけど、それだとあんまり覚えられなくて」
――いちばんみんな言うことですからね。
ゆ「変なこと言ってきたなって人は結構覚えたりします。『こう見えても高校生なんだよ』とか言ってきたり」
け「いるね(笑)。そういうインパクトがあると覚えちゃったりします。でも握手会は来てくれるだけで嬉しいですよ。ファンの方もだし、私たちにとってもそうだし、お互いのいい思い出作りの場になればいいなあって思ってますね」
この日、フルアルバムとワンマンライブについて初めて発表。発表と共にファンから歓声が沸いた。
現在新譜のインストアイベント、そしてフルアルバム発売、ワンマンと勢いが止まらぬゆるめるモ!。その勢い、まずライブを見て、気になったら握手で確かめてみてはいかがでしょう。ライブでは見えない魅力に気づくはずですから。
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