アイドルって国境を越える! じゃあ俺も……

AKB48、そしてももいろクローバーZのヒットで一般的に「どうやらアイドルブームとやらが来てるらしい」という認識が伝わった感あるここ最近。そして、その人気の広がりと共にアイドルグループも無数に誕生しています。その広まりは有名無名都会地方問わず! しかし、アイドルグループってどうやって生まれるの?

一般的には「芸能事務所に所属する女の子たちがある日突然集められて……」というパターンが多そうですが、中には「アイドルファンが熱意のあまりゼロから作った!」というアイドルも存在するのです! それが昨年末にライブデビューし、そのニューウェーブテイストの本気な楽曲とメンバー4人のゆるゆるなムードがクセになる!と噂の「脱力系サブカルアイドル」ゆるめるモ!

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左よりももぴ(桃)、のんちゃん(赤)、けちょん(紫)、ゆみこーん(緑)。2012年10月4日に結成された4人組アイドルグループ。2012年12月の初ライブ以降、「窮屈な世の中を私達がゆるめるもん!」をコンセプトに、ニューウェーブ、パンク、ヒップホップ、エレクトロなど多彩なサウンドをぶち込んだ楽曲に加え、ゆるさ満点のMCと佇まいでサブカル界隈を中心に話題を集める。


・ゆるめるモ!『なつおんぶるー』(動画)

・ゆるめるモ!ライブ@高円寺HIGH HONDALADYレコ発OA『ゆるめるモん』20130429(動画)

・ゆるめるモ!生演奏ライブ『ゆるモニ』@阿佐ヶ谷ロフト20130420(動画)

結成から初ワンマン、初フェス、初CD、そして9月には初ミニアルバムと聞くと、順調にステップを踏んできたように思えるゆるめるモ!。しかしその全てはゼロから始まった! ということで、ゆるめるモ!プロデューサー・田家さんに「アイドルグループの作り方」を聞いてきました。いわば、ゆるめるモ!の細腕繁盛記……と言いたいけど、繁盛してるか否か、は読んでみてのお楽しみ!

――まず、ゆるめるモ! を結成したきっかけから聞きたいんですけど、田家さんは別に芸能事務所とかの人じゃないんですよね。

「ただのアイドルファンの素人ですね(笑)。ファンといっても歴はそんなに長くなくって、一昨年ももクロに初めてハマってからなんです。それまではフジロック毎年行くような、よくいるロック好きだったんですよ。だからももクロ聴き始めたきっかけもNARASAKIさん作曲の『ピンキージョーンズ』で」

――わかりやすい!

「そこから虜になってライブに行きだしたんですけど、それと同時期に『アジポタ(Asian Portal)』ってサイト始めたんです。そのきっかけが、ありがちなんですけど震災が起きて僕が社会貢献に目覚めてしまったんです。それで『アジアに避難所とか作りたい!』とか思ったんですけど費用がかかりすぎるなと」

――現実的には難しいでしょうね。

「それで自分はライターなんで記事は書けるし、webも作れるから、若者がアジアに目を向けるきっかけになるようなポータルサイトを作れないか、と思ったんですね。いま日本の若者が就職難で自殺、みたいな事が起きてるじゃないですか? でもアジアは今好景気なんで、日本人の求人がいっぱいあるんですよ。それをマッチング出来ないかな……と思って『アジポタ』を始めたんです」

――なるほど……で、それとアイドルがどう絡むんでしょう?

「でも、いきなりアジアの情報ばっかり載せても興味持ってくれないじゃないですか? それでサイトのオープニングコンテンツをももクロのマレーシアツアーにしたんですね。それで現地でオフ会をやったら、マレーシアやシンガポール人のももクロファンも来てくれて、それで『アイドルって国境を越えさせちゃうんだ!』って盛り上がっちゃったんです(笑)。それで自分のサイトの看板アイドルみたいなのを作れないかな、と思ったんですよ」

――最初は自分のサイトの宣伝目的だったんですね(笑)。