「柏駅東口D街区第一種市街地再開発事業」で27階建てタワーが誕生
商店街に隣接のロケーション 「上野-東京ライン」でさらに便利に
JR常磐線・東武野田線「柏」駅は、古くから商業都市として発展した街です。柏高島屋ステーションモールをはじめ駅周辺には多くの商業施設が建ち並びます。また、日本最古のペデストリアンデッキを設けた駅としても知られ40周年にあたる昨年は、デッキの拡張が行われました。この「柏」駅は、平成26年に東京-上野間で進められている「上野-東京ライン」の開業で「東京」駅に常磐線(一部)が乗入予定。都心へのアクセスの面でも注目されています。「柏」駅の東口を出ると、広々としたデッキが見えます。柏そごうやビックカメラ、多彩なテナントの入るファミリかしわなどの駅前商業施設との往来がしやすく買い物にも便利です。東西に移動できる連絡デッキも複数個所あり、「柏」駅前エリアは、回遊性の高い街になっています。
「柏」駅には、大型商業施設とともに多彩な商店街があり、こちらも街の大きな魅力になっています。中でも、「柏」東口駅前から南に伸びるハウディーモール柏駅前通り商店街は、日曜・祝日は歩行者天国を実施し多くの人で賑わいます。
アーケード式の商店会として「柏」駅でもっとも賑わいを見せるのが東口を出てすぐにのびる柏二番街商店会です。柏第一号スーパーのKEIHOKU柏店をはじめ多彩なテナントが暮らしをサポート。ドンキホーテ柏駅前店や丸井柏店なども商店街の先にあり回遊性を高めています。
柏二番街商店会の中を進むと、「柏駅東口D街区第一種市街地再開発事業」の開発地が見えてきます。すぐそばに商店街のモールがあるため、この距離なら雨の日もほとんど濡れずに駅へアクセスできそうです。平日なのに多くの人がいてこのあたりはとても賑やかでした。
「柏駅東口D街区第一種市街地再開発事業」は、JR常磐線・東武野田線「柏」駅から約200mの位置にある約0.8haの街区です。1987年に「再開発研究会」がスタート。2002年に「準備組合」設立を経て今回のプロジェクトスタートに至りました。
1、2階に商業施設 3階に柏市運営予定の文化交流施設 4階からが住宅に
歩道の整備や道路を拡幅 地域の活性化を促す
同開発は、南通りを挟んで南側の敷地に商業施設と駐車場などが入る地上6階建ての建物と27階建てのタワーマンションがつくられます。タワー棟の1、2階には商業施設、3階には柏市が運営予定の文化交流施設がつくられます。4階以上は住宅となり参加組合員でもある大京が分譲します。建物の設計・施工は、竹中工務店が行います。同社は、豊富な免震構造の建物の施工実績があり、タワー棟であるライオンズタワー柏には、同社の免震構造などの技術が採用されます。
この事業によって、道路の拡幅や歩道の整備が行われます。商業テナントなども低層階に入るので、街の賑わいがさらに期待できそうです。また、ライオンズタワー柏の南側に位置する建物は6階建てなので、南方面の開放感が将来的に維持されやすいのも住戸としては魅力だと思います。
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