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ランニングコースの見つけ方!近所でトレーニング場所を探すコツ

近所・身近なランニングコースの見つけ方をご紹介します。ランニングコースを変えると新鮮な気分になれますし、トレーニングにバリエーションを持たせれば、記録向上にも効果的です! そこで、誰にでもできるランニングコースの見つけ方をご紹介しましょう。

三河 賢文

執筆者:三河 賢文

ジョギング・マラソンガイド

ランニングコースの見つけ方

ランニングコースの見つけ方

いつも走っている、お決まりのランニングコース。毎日走っていると飽きてきますし、トレーニングのバリエーションも単調になってきます。
とはいえ限られた時間では、遠くに練習へ行くことも難しいという方も多いでしょう。それならば、身近な場所でランニングコースを見つけてみてください。新しいランニングコースを見つけるための簡単な方法を、いくつかご紹介します。
   

ランニングコースの見つけ方1:いろんな駅から家まで走る

身近な場所でランニングコースを探すには

素敵な景色、意外な発見があるかも!?

LSD(ロング・スロー・ディスタンス)やジョギングをする場合、本来ならばコースなんて特に決める必要はありません。時間を決めて、気持よく走ること。これが一番大切なことです。しかしいざ走ろうと外に出ると、つい走り慣れたコースを選びがち。そこでお勧めなのが、「駅からジョギング」という方法です。

まず自宅を出たら、電車に乗ります。目的地は未定。なんとなく窓から外を眺めつつ、適当な駅で降りてください。走力によりますが、最初は3駅くらいから距離を伸ばすのがお勧めです。
このとき、Suicaなどの鉄道系ICカードを持っていると便利。どこで降りても、切符と違って精算することなく外に出ることができます。

駅を降りたら、あとは自宅に向けて走るだけ。「道が分からない」という方は、線路に沿って走ると安心です。そうすれば、もし途中で走れなくなってしまっても、電車で帰ることができます。
数駅離れるだけで、そこには全く知らない街並みが広がります。偶然に辿り着いた商店街でお惣菜をつまみ食いしたり、ラーメン屋でランチしたりするのも良いでしょう。曲がり角があれば、直感で好きな方へ進みます。線路の位置さえ意識しておけば、迷子になることもありません。

すべての道がいつも新鮮なので、少し長めの距離でもあっという間に着いてしまいます。その中で、お気に入りのコースが新たにいつかるかもしれません。
 

ランニングコースの見つけ方2:周回コースを活用する

多くの市民ランナーは、トレーニングと言ってもとにかく「距離を走る」ことに終始しがちです。しかし記録を狙うランナーであれば、トレーニングにも負荷の異なるバリエーションを持たせることが効果的。ファンランナーでも、いつもとは違った充実感を得られるかもしれません。

具体的には、インターバルやレペティション、ビルドアップ、ペース走などといったトレーニング方法が挙げられます。スピードを強化したり、筋持久力を強化したり。いつものジョギングに加えることで、さらに速く、長く走れるようになるでしょう。

こうしたトレーニングを実践するうえでお勧めなのが、「周回コース」を走ることです。しかし何も、陸上競技場へ足を運ぶ必要はありません。
例えば近所にある河川敷や公園の周りは、周回コースの宝庫。河川敷には橋が掛かっているので、どの橋を渡るかでさまざまな長さのコースを作ることができるでしょう。公園も、どの公園を走るかで周り1周の長さは異なります。
私もよく、周回600mと400mの公園、そして800mと1000mの河川敷で走っています。厳密には数m程度の差はあるものの、大きな問題ではありません。どうしても厳密にタイムを計りたい時だけは、陸上競技場へ行ってみれば良いでしょう。

ただし、だいたいの距離だけは把握しておく必要があります。では、その長さを調べるにはどうしたら良いのか。これについては、後ほどその方法をご紹介しましょう。
 

ランニングコースに「坂道トレーニング」ができる場所を取り入れる

橋で坂道トレーニング

橋で坂道トレーニング

山沿いの地域に住んでいれば、外に出ると周辺にたくさんの坂道があるでしょう。坂道でのトレーニングは、推進力や衝撃耐性などを養うのに適しています。しかし「近くは平地ばかり」という方も、少なくないはずです。

しかし実は、気付かないだけで坂道はあります。特に探しやすいのが、「橋」です。
車を走らせていれば、大小さまざまな橋を渡ることがあるでしょう。この橋というものは、その多くが弧を描いています。大きな橋ならば、その長さも500mを超えるものもあるでしょう。この橋を、入口から出口まで走ってみてください。昇りと下りで、平地とは違った負荷を得られるはずです。
 

ランニングコースの距離を確かめる方法

ランニングをする際に大切な情報として、「距離」と「時間」が挙げられます。時間については、時計さえ持っていれば計れる情報です。恐らくほとんどのランナーは、ランニングウォッチを腕につけて走っていることでしょう。
しかし距離は、簡単に知ることのできる情報ではありません。そこで、この距離を知るための方法をいくつかご紹介しましょう。

1)GPSウォッチ
GPSウォッチ

GPSウォッチ

今では低価格の商品も多く売られているので、すでにGPSウォッチを使っている方は多いかもしれません。
GPSウォッチは、実際に走った距離を表示してくれます。ビル街など電波の反射が多い場所では距離がズレることが多いようですが、概ね正確と思って良いでしょう。
GPSウォッチが用意できない場合には、RunKeeperやNike+などのスマートフォンアプリを使うと良いでしょう。

2)ロードカウンター
ロードカウンター

ロードカウンター

数百mの短い周回コースなどでは、ロードカウンターも役立つでしょう。クルクルと回る車輪を転がしながらコース上を歩くことで、その歩いた距離を計測できます。ただし、走ると正確に距離を測れないこともあり、長い距離での計測には向いていません。

3)車で走る
車道沿いのコースであれば、車で走ってみるのも1つの方法です。車のメーターを見れば、何km走ったかはすぐに分かるでしょう。ただし、あくまで車道沿い限定です。

4)Web上の地図サービス
GoogleMap」などの地図サービスで目的地を入力すれば、現在地(あるいは指定した出発点)からの距離を教えてくれます。経路も表示してくれるので、初めて走る場所などでは重宝するでしょう。
ただし、経路は任意で変えることもできますが、操作が少し面倒です。細かく指定しないと、自分の走りたいコース通りに距離を表示することは難しいでしょう。そこで、もう1つランニングにお勧めの地図サービスが「キョリ測」です。
 
パソコンやスマートフォンから、事前に距離をチェック!

パソコンやスマートフォンから、事前に距離をチェック!

「キョリ測」は目的地を指定するのではなく、画面上に表示された地図上に自分で出発点と到着点を指定し、その間の距離を測ってくれます。走る前にあらかじめ距離を知っておきたい場合には、とても便利なサービスといえるでしょう。
尚、GoogleMapもキョリ測も、パソコンだけでなくスマートフォンアプリが用意されています。

ランニングのコース、そしてトレーニングのバリエーションを増やすことで、さらにランニングを楽しむことができるでしょう。是非、試してみてください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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