バレエスタジオの広さと高さを考えよう!

バレエスタジオの広さと高さを考える

バレエスタジオの広さと高さを考える

バレエは空間芸術です。空間をいかに大きく使うかで踊りの質が決まります。普段のレッスンで空間を広く使えていないと舞台でもそのまま現れます。また、空間を上手に使って踊れるようになるには、広さも大事ですが、高さも大事です。都会のほとんどのお教室では、ビルのテナントを借りていると思います。ところが、日本のビルの天井の高さは、一般的にとても低いのが現状です。大きくジャンプをすると腕が天井に届きそうです。広さも十分とは言えないかも知れません。そうした制限された空間の中でいかに知恵を絞るか。空間を大きく使えるようになる秘訣をご紹介します。
 

バレエスタジオの広さ、狭いときは動きの方向に注意

都会のスタジオでは、大きく体を動かせないことがあります。そんな時は機転を利かせましょう

都会のスタジオでは、大きく体を動かせないことがあります。そんな時は機転を利かせましょう

ヨーロッパの舞台は正方形が標準ですが、日本の舞台は横長です。その影響だとは思いませんが、バレエ教室のスタジオも横長が多いのではないでしょうか? スタジオの広さで一番大切なのが、コーナーからコーナーの斜めの長さです。長いラインがあれば、ターンやジャンプのコンビネーションで動きを大きくすることができます。

長いラインがない場合はどうしたらよいでしょうか? コンビネーションを小さくするか、反復する回数を減らすしかありませんね。そうしたことを考えながら教師はステップを生み出すことでしょう。ですが、そうした中でも動きを止められず、コーナーに激突しそうになることがありますね。

そういう場合は、動きの方向を途中で変えるようにします。

例えば、ピケターンで8回進まなくてはいけないのに、6回ぐらいでラインを使い切りそうな場合は、方向を切り返して残りの2回を壁に沿って後ろに移動するようにします。
 

アイデア次第で、低い天井でも高く跳ぶことは可能

背の高い男性が腕を上にあげたら、天井に手が届く……。そういうスタジオで高くジャンプするのは確かに難しいし、怖いことです。そんなときでも、アイデア次第で高く跳ぶことができます。

女性ならどんなに高く跳んでも頭が天井につくことはないでしょう。でも腕は微妙かもしれません。少しでも気になると跳びにくさにつながりますので、そんなときには、腕は上に上げず、前か横あるいは下に収めてジャンプするようにします。

でも、時々は高さを気にせず踊れるような、天井の高いスタジオで腕を思い切り大きく使い、使い方の差を体感してください。
 

まとめ

特に都会のスタジオにとって、広さと高さの両方を求められると大変です。天井が低く、狭いスタジオで踊る場合、上記のようにアレンジして、上達を目指していただきたいと思います。

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