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ネットワークオーディオにNASを使う

今回の記事は、ネットワークオーディオに関する内容。ある日の出来事から話が始まる。さて、どのような内容なのだろうか?

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

ある日の出来事

自宅のシステムの一部

自宅のシステムの一部

ゴールデンウィークに高級オーディオ専門店で試聴のイベントがあると聞いたので、行ってみた。開店と同時に入店したので、店内は閑散としていたが、担当者は準備を整えていた。高級機器の音を聞きながらいろいろオーディオ談議に花が咲いた。その中での話。

 

私:いつも聞いているCDを持ってきたので再生して頂けますか?
担当:はい。いいですよ。まずは、120万のCDプレーヤーで再生してみましょう。
私:お願いします。

さすがにスピーカーやアンプも高級なので、品位のある音だった。

担当:CDをリッピングして聞いてみます?
私:CDをリッピングすると音がよくなると聞いているのでぜひお願いします。

このあと、リッピングした音を聞いて、私はおもわず手に持っていたオーディオ雑誌をテーブルにおいてしまった。

実に音がいい!

実態感のある音で、演奏している楽器が2ランク程良くなった感じだ。担当者も当然経験済みだが、同じ感想を持っている。120万のCDプレーヤーよりも音がよくなるのは、以下のような理由だそうだ。

「CDプレーヤーはそのままデジタルソースを流すだけだが、リッピングはエラー訂正が利くので、もしビット落ちしてもリトライして処理し、元のままのデジタルソースをCDから取り出すことができる。」

真偽のほどはよくわからないが、目の前で2段階ほど素晴らしい音がなっているのは事実だ。さっそく自宅でも試してみることにした。

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